非常勤講師4日目 | 小学校非常勤講師のブログ

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退職して非常勤講師をすることにしました。毎日があわただしく過ぎ去っていくので、日々の記録を書いていきます。学校名は伏せておきます。似たような学校、似たような先生がいたとしても、たまたま似ているだけですので気になさらないでください。

 今日でまだ4日目です。
 では、思い出しながら書きます。
 非常勤職員は職員室に机(事務机)がありません。長机を数人で共用する形です。どこの学校でもたいていそうです。それで、例のマイ箸をどうするかで、ウェストポーチを持って、その中にマイ箸を入れることにしました。
 朝は7時半頃に学校に着きました。やっぱりかなりの職員が出勤しています。校務員さんも出勤していました。
 昨日、ギョウ虫検査をして持って行ったのに養護教諭に出さず、そのまま持ち帰ったので、今日はまず養護教諭を捜し(会議室にいらっしゃいました)、机の上に出しておいたことを伝えました。この時間に養護教諭の先生が学校にいるんですよ。勤務時間外ですよ。
 また、学習支援員の先生と話をしていましたら事務の先生が来まして、任用に関する書類について、これこれ提出して欲しいという話がありました。帰りにしますと話して終わりました。
 7:50頃に5年生の教室へ行きましたが、どのクラスの先生も机でノートを見ておられました。
 各クラスを回って算数の時間をチェックし、1時間目から4時間目までの私の仕事を確認し、学年主任の先生に報告しました。
 で、4時間算数の授業の支援に回りましたが、やっぱり問題解決学習はしていないようです。
 1時間目は、算数の練習問題の時間のはずでしたが、国語の授業でした。国語の授業は別の先生が中心となって指導することだそうです。担任の先生は補助に回るという感じです。私は担任の先生からの依頼でノートの点検をしました。国語の授業の方に回ると、すでに授業の導入の部分は過ぎて、子ども達の活動の時間になっていました。しかたなく、違うクラスで算数の授業が行われるようでしたので、そのクラスに回りました。
 2時間目は、算数の新しい単元を勉強するクラスに回りました。どうも問題解決学習ではないようでした(教師用指導書に準じた授業?)。今日の問題を把握し、今日の課題を把握し、話し合いを行い、先生が注意点の指導をし、子どもが各自練習問題を行い定着するというタイプの学習を行っておられました。私自身は前任校で問題解決学習を行ってきましたから、これで子ども達の学習意欲は大丈夫かなと思っていましたが、1年生からこの授業形態になじんでいるようで、子ども達は淡々と作業を進めていました。知識習得型の授業です。知識習得型の授業は大事です。しかし今日の授業は問題解決的な授業を組む時間ではなかったかと思いました。学年会で教材研究をした際、どう指導するかという話があったと思いますが、そこで問題解決的な学習の話がなかったのではないかと思いました。学習支援員という立場、勤務時間を考えると、教材研究の場に入っていけないもどかしさを感じます。
 3時間目は5年生の学年主任の先生の授業でした。5年の学年主任の先生の授業は、工夫して文章問題を解く問題でしたが、その授業の後でも問題解決学習について少し話しました。見通しをもう少し絞り込んでから児童の活動に入らせてはどうかという話です。「○○○の○○○に気をつければよい」ぐらいの絞り込みはどうか、という話をしました。更にまとめの後で「似たような問題に、鶴亀算というのがあるよ。こんなのはどう?」という問題を出してはどうかという話もしました。学年主任の先生ぐらいになるとこういう話ができます。
 4時間目は、時間割変更で、別のクラスに回りました。そのクラスの算数の授業では、学級経営にちょっと課題のある指導をされている先生でした。どうもアスペかADHDの子どもがいまして、言葉から入りにくいのです。ところが先生の言葉の一部はしっかり聞いているのです。聞いているけど、全部は聞いていません。先生の意図も聞いていません。一部を聞いて一部に反応して、その上に生意気な言葉遣いで言い返してきます。で、先生もそれに応じた返答をします。で、更に・・・という悪循環が回っています。これをどう断ち切るか。そこで学習支援員の仕事ですね(本当は担任の先生ができればいいんですが未だ経験が浅い。そこで私の出番?)。にこっと笑うこと。これ大事です。学級の雰囲気を変えます。にこっとすると同時に言葉を発する時もありますが、表情だけで終わる時もあります。要は周りの子どもなんです。その子達の学習意欲を損ないたくない。そこでの対応です。授業後、教頭先生とこのクラスの担任の先生のお話ししました。先生は未だ経験が浅いそうです。私の方で初任者指導ではないのですが、指導をお願いしますとのことでした。
 今日は木曜日で、勤務時間は5時間目終了後までです。で、5時間目の授業に回りました。4時間目と同じクラスです。例のアスペかなと思う子どもが授業に参加していました。おぉ、激変。ところが担任の先生はこの子の学習意欲を評価されながらも、「今は勉強しているけどね」という否定表現での指導をされています。で、私が「この人、もう1つすごいところあるよ。どこだと思う?」と皆に聞きました。なんやかやと言っていましたが、私の方から「この人はね、先生の話をよく聞いているよ。しっかり聞いているよ。そこがすごい」という話をしました。確かにその通りなんです。先生の話をしっかり聞いているんですが、応答が反抗的なんです。でも先生の話をしっかり聞くことは大事なことです。それをこの子はちゃんとできている。そこを褒めなければ。反抗的なのはちょっと目をつぶって。
 その後、勤務時間は延長になりましたが、このクラスのノートの点検をして職員室に戻りました。
 朝、事務の先生に約束した書類を完成して提出しました。
 で、退勤しました。昨日、水が振ってきましたので、校舎からは少し離れて歩きました。そうそう、昨日の水は子どもがプランターのゴーヤに水やりをしていて、誤って玄関近くに落ちたようです。水のやり過ぎですね。
 帰りに分かったのですが、腰が痛いです。万歩計を見ると一万歩も歩いていません。原因は何かと考えたのですが、ウェストポーチです。中に赤ペン、マーカーペン以外に、携帯とスマホを入れていました。それが重かったのです。で、腰が痛い。あぁ、これで前任校でウェストポーチを使わなくなったことを思い出しました。明日はどうしよう。