久しぶりに図書館へ入った。忙しくて横目で通っていた。

面白い本ないかな¥と探していたら目に入ったのがこれ!

      

 方言の面白さは

砂の器、あほバカ問題(数10年前の朝日テレビで)そして愛媛から大阪に移ったときの方言で苦労したこと

などから興味は持っている。

 Iターンしてからも「そんな言葉知らん」などと同じ市内でもいうことがあるので面白い。

「おんまく」今治の祭りの名前になっているけど始めた当時は「それなんなん」と言う友人が多数いた。

 私の育った地域ではよく使っていた言葉だけど地域限定らしい。

おんまく叩いた!おんまく走った…などと使う。思いっきりと言う意味だ。

「まっつい、こっつい」

あの子と妹の顔はまっついだね。(似ている、同じと言う意味)

 

 で、この本たちによると、「実は、古語」と説明があって面白かった。

抜粋

いぬる…帰る 「いんでこうわい」帰ります。竹取物語にある。

かす…付ける「水にかしといて」水につけといて

「おらぶ」叫ぶ、大声を出す 万葉集にあるそうな

「こかす」倒す「いろう」さわる、もてあそぶ   などなど

 

『方言の日本地図』も面白い。

同じ言葉が京都を中心にして放射状に広がっているのも分かる。伝わった言葉はなかなか滅ばない。

『伊予弁ぞな』の中の「文芸作品の中の伊予弁」

「坊ちゃん」の1節がでてくる。「いけんぞなもし」

 

サッと読めたけど、手元に置きたい本たち。でも私の本箱は図書館。潔く返すけんね。