借りなおした2冊の歌集

    

永田和宏さん、永田紅さんの歌集を借りなおした。永田淳さんの本と合わせて5冊借りていたけれど返却。

         

 和宏さんと淳さんのものは読めたが、永田紅さんの歌集は読めなかったから。和宏さんの「午後の庭」はもう一度読みたかったから。

 歌集を出すということはすごいことだと思う。何年もかけて、編集者、出版社と話しあい、自分の歌を選び、残し手本と言う形にする。

歌の素晴らしさは言うに及ばずだけれど、歌う、詠むという才能、「詠いたい」と言う気持ち・・・歌に表したい、31文字に気持ちを書きたいというエネルギーに敬意を表したい、すごい、感心する。(こんな言葉しか見つからない私)

 (知り合いの今治の歌人Oさんも数年に1度、歌集にまとめている。自分で、たくさん詠んだ歌を選び、まとめ、本と言う形にする。その「詠う」「選ぶ」「まとめる」エネルギーはどこから来るのか!)

 和宏さんの歌集の中には「河野裕子」と言う歌人が潜んでいる。紅さんの歌の中にも母である「裕子さん」がいる。それを探しながら読んでいる私。そして2人の個性を感じる歌も探して読んでいる。(難しい)