「民主文学」で、大江健一郎さんの記事を書いたSさんと、元同僚の恵子さんが親戚だと聞いた。どういうつながりだろうと気にかかっていた。

彼女に「「Sさんの記事はとても感激した」と言うと「夫の方の親戚なんよ」と言う。

 

 恵子さんが本を送ってきた。「世界つれづれ街歩き」今まで旅行したところを網羅して書いた力作だ。

 同封されてきた彼女の「半生記」を読むのに苦労した。親戚が多く登場するので、そのつながりが分かりにくかった。彼女は大洲の出身だった。

 これは家系図でも書いて整理しながら読まないと、関係が分かりにくい。読むのに苦労した。そして読みながら家系図をまとめた。100年くらい前からの人とのつながりが書かれてある。

 お母さんが婿取りをした。お兄さんは戦死。弟は病死した・・・とか。恵子さんの1年生の担任だった先生の息子と結婚したとか。息子を置いて、再婚した人がいたり。

 戦争をはさんでの、昭和初期からの人生模様が描かれてあった。つながりをしっかり把握すると「半生記」も理解でき、人のつながりの面白さもわかった。

 

で、Sさんとの繋がりも分かった。

「恵子さんの夫とSさんはふた従兄」になる。