テーブルの上にたまってきた本たち。

それに加わった古本屋で買った2冊の本

 

 源氏物語解剖図鑑・・・大河ドラマ早わかりってとこかな。漫画的でわかりやすい。ざっとわかるには手ごろ。瀬戸内寂聴さんのを読むよりは早い。彼女が嘆きそうだけど、ごめんなさい。

 

 災害と生きる日本人・・・磯田道史・中西進

 復興がまだまだの能登半島。ニュースや、現地に親戚のある友人からの話を、見聞きするたびに悲しく思っている。この本を手に取ってしまう。

 日本人は災害と災害の間・・・災間に生きていると言う。確かにそう!納得した。

 

 さよなら私の本よ!…大江健三郎

 大江さんの本は読んだことにしよう。「万延元年…」よりは理解できたけれど、やはり私にはむつかしかった。意味不明でなく、読み進めたけれど、おもしろかったとはいいがたい。シゲとコギーの物語だってことは分かったから私的には「よし、読んだ」ことにする。

 大江さんの郷里の人が彼の評論(?)を書いたのを読んだ。大江さんてすごい人だったんだなあと分かったのでもう1度彼の作品を読む気になった。大江さんの事を書いた人が素晴らしいのだ。私に、「大江作品」を読む気にさせたのだから。