88歳の義姉と、80歳の私のブラジル旅行始まり始まり!
準備は全部で着ているはず。なのに、不安な気持ちで成田空港へ行った。持っているeチケットで果たして乗れるのかしら?
扱いはラタン航空会社なのに乗る飛行機はカタール航空。無事搭乗券をもらって安心。ドーハからのサンパウロ行の搭乗ゲートは、その時点ではわからない。
「荷物が重いので運んでもらえるサービスはあるのですか?」
「当社ではそういうサービスはしていません」
「サンパウロでだれか運んでくれるかなー。」
着いたところはドーハ。14時間かかっている。ドーハの空港は広い。広いと分かっていても、広い!。カタール航空の制服を着ている女性に確かめた。Cー23。
私たちの飛行機はC-23ゲート。一駅、電車に乗っていく。3時間待ち。ちょうどいいくらいの待ち時間。
(帰りもこの辺をうろうろするのだが)
またサンパウロまで14時間ほどのフライト。飛行機の中は寒かった。無事サンパウロに着く。
長かった。
ここまで無事にこれたのだが、預けていた荷物の1つ、義姉のリュックが出てこない。最後まで出てこない。
仕方がないので空港関係者と思しき、背の高いブラジル人に聞いた。
彼は「赤い服を着た人に聞け」という。
赤い服を着た女性は、「あそこにいるヤングガイに聞け」という。
ヤングガイの所に行ったら小さなリュックが届いていた。「ついてきてね」と同行の義姉に言ったのに振り返ったらいない!
この広いサンパウロのこの場所で、いなくなったって?!どうしようといろんなことが駆けめぐった。
居た!まだ荷物が出てくるところをじっと見ている。私の荷物はもっと大きいのと言いたげに。
「このリュック、お姉さんのかどうか確かめて」
「もっと大きかったよ」と言う。
「私はこれだと思うけどなあ」残りの荷物は、ほかにはない
開けると見覚えのあるものが出てきて、「私のだ」と確認してくれた。
すごく時間がかかった。
迎えの甥っ子夫婦はすごく心配していただろう。
「出口の近くにデユーーティフリーの売り場があるけれど、そこにはいかないでさっさと出てきてください」と言われていた。前の旅行者について行ったらその売り場に行きそうになったので慌てて出口を探す。
やっと二人に会えた!。着いた!と実感した。
サンパウロの第3ターミナル。ここも広い。
これから「広さ」に驚くことになる第一歩!