松山で

 バス停横に小さな本屋さんがあった。大手の書店ではなく・・・おしゃれな古本屋さん

 乗りたいバスが来るまであと30分。入ってみる。2年ほど前に1度入って本を買ったことがある。

 今度はどんな本が見つかるかなーと入ってみた。

 2冊買った

 

 ニングル   倉本聰

 以前大阪で見た劇を思い出させる。脚本形式かと思った。けれど開いてみると普通の小説形式だった。想像通りの「ニングル」が出てくる。彼の本は好きだ。北の国からずっとファンだ。

 

 脱藩   原作 大城戸圭一  著作 山田 徹

  坂本龍馬の脱藩前の120日間を書いている。著者がこの本屋のオーナーだった。

 

 著者自身が応対してくれた。よくある坂本龍馬像(司馬遼太郎によって作られた)は、あまり好きではないというと「分かります」と言ってくれた。それで読んでみようという気になり、家に帰る道のり、重い本を下げることも忘れて買ってしまった。でも、楽しみが増えた。