第1週の火曜日はクラフトのお稽古。

その日に向けてせっせと籠を編んだり・・・次の火曜日までは教えてもらったのを仕上げる。おかげで次のお稽古までの仕事はできた。

       

 第2火曜日からは古文書の準備。1週間かけて予習をする。その間は、手仕事をしない。どうしてもそちらの方に流れがちだから「見向きもしない」ように過ごす。

第3火曜日は古文書の教室。終われば万歳。あと3週間ほど古文書はおしまい。読書、手仕事の時間に回す。

 で、今日からは古文書シリーズ。徳川家の古文書を読む。     

 到底読めないから「参考書」を参考にする。同じ字が出てくる「候」「御」「等」など。この3文字はわりと分かるから印をつけておく。書き手の癖がわかってくると少しは詠める。癖の強い人の文書はなかなか読めなくて苦闘する。

 これから1週間苦闘の日が続く。なのになんで続ける?

 はじめは書道展。見に行っても読めない字が多かった。特に「かな」。隣に解説書でもあればいいのだけど大体ないのが多い。で、「もうこれは芸術だ!」「抽象的な絵画と同じだ」と読むのをあきらめて帰ることが多かった。「古文書」でも勉強したら少しは読めるようになるかしら…と思ったのが大間違い。もっと難解な世界に踏み込んでしまった。そして6年。進歩はない。毎月1週間苦闘を続けている。