驚きその1

 昨日届いた郵便物。隣に誤配されていた。「民主文学えひめ」

 朝早く起きて開いた。同人誌なので、どなたの作品から読もうかなと、偶然開いたページ.澄田恭一・・・うん?うん!どこかで聞いたことがあるなあ。茨木市に住む元職場仲間の「おじさん」とか言ってたなあ・・・

 15ページの「大江健三郎さんへのレクイエム」

愛媛出身の作家なので知り合いはたくさんいるだろうけれども、こんなに長く深く彼を追っかけしていた人が居たんだ。時間がたつのも忘れ一気に読んだ。

「万延元年のフットボール」が世に出たころ、私は読んだけれどチンプンカンプン。20年後にまた開いてみたが、全く読書力は進んでいなかったのでお手上げ。その代り家族のことを書いたエッセイや、息子さんの音楽活動などの本は親しめてよく読んだものだ。澄田氏は自分のメモや新聞の切り抜きなど多方面にわたって大江さんを追っかけていた。おかげで深く大江像が私にもつかめてきた。もう1度読み返して私の大江さんを確立しようと思って散歩に出かけたそのあとの散歩も今も文章の余韻が残っている。、ざわついている。

 

驚きその2

 洗濯ものを干していたら見つけた!今頃ハクモクレンが咲いているなんて!