仙台、石巻に入ったことがある。日光、鬼怒川温泉には50年以上前に行った。浦安には10年前に行ったことがある。北海道へも行ったし、能登半島へも行った。奥入瀬にも行った。

 だけど、だけど、群馬、栃木、茨城を、意識して訪れたことはなかった。

 今回水戸に住む幼馴染の息子さんの案内でその3県を回った。「ひたちなか」から

富岡製糸場へ。誘ってくれた友人は「高速だからすぐよ」と軽く言う(自分は運転しないのにね)走ってみて驚いた。なんて遠い!

 そしていろんなものが、広いし大きいし!

 まず街中の区画が大きい。道路も広い。スーパーも広い。町中を抜けると水田も広い。一面ずーっと向こうまで水田だ。山が見えない。しばらく行くと水田は畑に代わり、まだ麦の取入れが終わっていない。麦畑も広い。

 感心していると富岡についた。ソウルフードの、ほうとうみたいな、うどんみたいなものを食べた。

       

「これはね、この辺名産の小麦粉を使ってます。黒いものは里芋の茎を干したもの、出汁はイリコから(これは私たちと同じ)」と説明を受けた。

 富岡製糸場も広い!大きい!明治5年維新後すぐの時に、これほどの建物を建て、運営したその力に驚いた。

    

 そのあと、こんにゃくパークに行った。ここもデカかった。

      

 そしてしめは足利市のフラワーパーク。藤の花は終わりかけだったが黄色の藤、ライトアップ、バラがきれいだった。

      

       

     

 ここへは、来年でも夫と来てみたいと思った。それほど大きい藤、いろいろな藤が見られるだろう。

 まあ、なんせ大きさに圧倒された。今でも田園…広い広い水田、何枚もの畑の風景が、帰ってきても目に浮かぶ。