凪良 ゆうのファンである友人から回ってきた本

「神さまのビオトープ」

 久しぶりに一気に読んだ。彼がお気に入りなのも分かる。読み進めていくうちに誰かに似ていると思った一人は、小川 糸さん、もう一人は梨木香歩さん。題材か?テーマか?文体か?とにかく面白かったし、一つ一つの章に考えさせられることが多かったし、最後もよかった。彼のお気に入りの証拠、著書のサインがあった。

     

 

彼から回ってきた本がまだある

「ヘヴン」

 数週間前から借りているのに開けていない。きっと名前のせいだ。

著者は川上未央子

いつか彼女の文を読んだときに句点までの長かったこと。1つの文章が長いのだ。苦手だなあという先入観がある。

でも今ちらっと見たら読めそうだ。今日から読むもうと思った。

 

「母往き去りし道」  河上重雄

 ラジオ体操仲間から借りた本。長い間積読だったがこれも解消。

 読みはじめに、ちらっと最後のほうを開いた時、見つけた文

「お父様、車をありがとうございました」

と書いてあったのにびっくりして、それから読み進めなくなった。車をお父さんから買ってもらうなんてよっぽどお金持ちという妬ましい心があったのか?でも、それではいけないと数週間かけて自分の心を浄化して、最初から読み始めた。私の住んでいる地区の成功者が自分の母親のことを書いた本だった。地区の歴史や、日ごろ出入りしている建物のこともよく分かって読み進めることができた。邪心を捨てよということかな。

 

借りる期間を2週間延ばした本

「サガレン」   梯 久美子

 樺太の現代が読めると思って借りたのだが、林芙美子の旅行記などが出てくる。つまり大正昭和の初期の頃のこと。

 先に読んだ武井さんの本の、そのあと(昭和25年以降、そして今)の樺太を知りたいのに・・・だ。

もう少し我慢して読み進めて行こうと思う。

 

で、今は積読は2冊。