断り方にもいろいろある。
リフォームセンターへ行った。自作のベストを、「お直し」してほしかったから。
いつもにこにこ受け付けてくれる人に相談した。
「これ自分で作ったベストだけどお直しできるかなあ」
ダメもとで相談しようと行ったのに。ところが、別の人を呼んできた。
「これは、型紙から直さないとだめですね」と言われた。要するに「自作の服なんかお直ししません。そんなもの持ちこまないでください」そういう感じだった。自分の技術の無さを自覚し、恥ずかしく思った。
そういう返事だったら初めに出てきた人だって言えるでしょう。彼女だってベテランなんだから。
2段階方式の断り方だね。
薬を買いに行った。広いので探すのが大変だから、お薬相談の窓口へ。
「ヘルペスのお薬売り場はどこですか」
「ヘルペスの薬は、薬剤師さんのいるコーナーへ行ってください」という。
薬局の窓口へ行き、同じことを言うと
「お医者さんの処方箋がないと、お出しできません」
「えー、つまり医師の診断を受けないとお薬、もらえないんですか?」
と聞くとそうだと言う。
これもまたそういう返事を始めの人ができるはずなんだけどなあ。
2人目で、つまり2回目で断るのだ。
結局薬は手に入らないですごすごと帰った。でも、なんだかすっきりしない。(法律、変わったのかな?)
どちらも一人目で断ることできるのに、なんで?
今もっているヘルペスの治療薬は、旅の薬局で「こんな薬があるよ」と言われて買ったもの。1年に2回くらい出る口唇ヘルペス。(30代から付き合っている。その頃は自然治癒力に頼っていた)最近は、あーヘルペスが来るとわかるので、すぐに塗るとひどくならなくて済む。でも、あと1回くらいしか残りがない。
疲れがたまって、変にしんどいなと思ったら2,3日して唇の横に湿疹が出る。今度からは、その時に皮膚科に行って、診察を受けて、薬を手に入れなければならない。これは3段階入手法。あーめんどくさ!
あの薬、大事にしよう。