客室の掃除が終わった。後は、掃除機をかけて拭き掃除をして、お客さんが来る前の天気のいい日に布団を干すだけになった。

 ところが連鎖反応で2階の部屋も片付けなければならなくなった。

 長く続けていたビーズ手芸も、手と目が老化したせいか、やる気が起きなくなった。洋裁も素敵なコートやブラウスを見ても「型」をとったりするのが面倒になってきた。客室に置いていた手芸関係のものを2階にあげたからそれも整理。

「 あと10年間にあなたはこれを作る気があるか」と自分自身に聞いてどんどん整理した。

 ビーズ関係のものは師事したことのある私よりもっと若い先生に連絡して引き取ってもらったし、近く住む工作大好きな(楽器も作る)人にももらってもらった。

 残っていた毛糸は編むのが大好きな義姉に引き取ってもらうし、ビーズで作ったアクセサリーや籠は「使う」「つける」と言ってくれる若い人にもらってもらった。

これから先、使わないものはどんどんゴミ箱へ。

 手芸関係で残っているのは編み針。裁縫箱。ミシン。まだ未練があるらしい。

 写真は開けない。思い出は捨てられないしで、時間がかかりすぎるから。そのままで。

まだ整理が残っているのはCDと、洋服。

 家の中のCD を捜して整理するも時間はかかる。そうそうテープも。

洋服は・・・これもねー。着ない,着る。着られる。着よう・・・文法みたいだけど、決心をつけにくいので、困る。

 しばらくは整理…心のなかも・・・で時間をとられそうだ。

 うん?!死ぬまでかもしれない!