食べ物と、着るものにあこがれていたベトナムだが、忘れてはならないことがあった。それは、ベトナム戦争のことだ。歴史博物館や、市内に残っている建物(フランス統治時代のものなどがある）．クチの長いトンネルなどを見学すると、あーそうだった、昔、ニュースで聞いたよ。新聞に載っていたよ…ということが目の前の建物、公園などで実際に起きていたのだ。浮かれてベトナムに来たのが恥ずかしい。
１９６５年くらいから７５年くらいまで、ベトナムとアメリカの人は戦い、たくさんの人が死んだ。アメリカ人は、ベトナム戦争から帰ってからも精神的にダメージを受けたと聞いた。そのころまかれた｢枯れ葉剤」がのちにどんなかわいそうなことを起こしたか、地雷がベトナムの人を傷つけたか。それでもベトナムの人は耐えて戦った。
戦争はどちらの人にも深い傷を残す。
そんな歴史をすっかり忘れていた。写真を見て涙が止まらなかった。過ぎたことは忘れてしまう私、浮かれていた私、やはり語り継いでいかねばならない、。
広島市内を歩いていると、原爆でけがをした人が歩いていた。ホーチミン市では、枯れ葉剤で体に障害を持って生まれた人を見かけた。どうしたらいいんだろう。私たちは。
落ち込んだ後は「ミトー」の観光。{島２｝…ベトナム語でそう呼ぶのだそうだが、ベトナム語の｢島｣は聞いたけど分からなかった・・・水路を、ボートに乗って通る。ココナツジュース、ココナツから作った飴、蜂蜜ドリンクなど楽しんだ。
今度の旅行は、２泊４日で、機内泊のようなものがあった。それはとても疲れた。
飛行機を待つ時間がたくさんあって買い物もした。物価は安い。でも貨幣の単位は安いのか分からないくらいに大きかった。２００００ドンが１ドルくらいかな。
旅行する国の歴史を忘れてはいけないというのが今度の戒めだ。(反省）
