県教育委員会は15日、窃盗容疑で書類送検された日光市内の中学の男性校長(58)を停職5カ月の懲戒処分にしたと発表した。校長は退職願を提出し、同日付で受理された。

 

 県教委によると、校長は8月21日、日光市内のホームセンターで、メダカ5匹とねじ(計185円相当)を持って、代金を払わずに店外に出たところを警備員に発見された。校長は県教委の調べに対し「中学校の生徒が新型インフルエンザに感染し、養護教諭と携帯電話で連絡を取り合い、対応のことで頭がいっぱいになり、そのまま店外に出た」と説明しているという。


<毎日新聞>