不正経理処理された県の公金が五年間で三十億円に上ることが明らかになった問題で、森田健作知事は八日、県庁で報道陣に対して「残念でならない。冗談じゃない。本当に申し訳ありません」と、県民に陳謝した。

 

 金額について森田知事は「こんな数字が出てくるとは…。使途不明金が一億円を超えている。何を考えているのか」と憤りをあらわにした。職員の処分などは「ぴしっとやらないといけない。県民に納得していただけるようにやる」と述べた。

 

 県は九日、調査結果の詳細について森田知事も出席して記者会見する。


<東京新聞>