県は7日、酒気帯び状態で乗用車を運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕、起訴された県産業技術センター繊維技術支援センター主任研究員、稲見智被告(40)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 

 県によると、同被告は7月3日午前8時ごろ、乗用車で通勤中、佐野市多田町の国道293号でガードレールに衝突する自損事故を起こし、その後、呼気1リットル当たり0・45ミリグラムのアルコール分が検出されたため、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕された。前日から当日午前1時ごろまで、自宅で焼酎4合、発泡酒500ミリリットルを飲んで、睡眠をとった後、午前6時50分ごろに車で出発したという。県は管理監督責任として、産業技術センター所長(59)を文書訓戒とした。


<毎日新聞>