都立小平南高校(小平市)の07、08年度入試で合格ラインにいた男子受験生2人を不合格とした問題で、都教育委員会は30日、同校の校長(60)と副校長(54)、前副校長(59)の計3人を減給などの懲戒処分としたと発表した。

 

 処分内容は、校長が減給10分の1(3カ月)、副校長・前副校長を戒告処分とした。また管理責任に問題があったとして、都教育庁の課長級職員3人(当時)を文書訓告措置とした。

 

 また、都教委は同日、都立小松川高校(江戸川区)の女性教員(59)が生徒の指定校推薦入試の願書を出し忘れ、生徒が受験できなかった問題で、女性教員を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。


<毎日新聞>