2024年1月20日(土)...ムーングロー最後の日。この日は幸運にも、セッション・ホストを仰せつかることができました。三浦トオル君(b)、そして長年ムーングローの現場マネージャーを務めてきた福嶋拓人君(ds)と、最後のご奉公です。

 

あっ、その前に・・・この日の昼は、栗田智香子さん(vo)と2回目のデュオ・ライブ「バレンタイン・キッス」を、神楽坂のU-ma Kagurazakaで開催しました。

 

個人的にはとても勉強になり、色々と得たものが大きいライブでした。智香子さんに、深く感謝しております。

 

ライブ中、不思議な体験をしたんですよね。それは、ソロ(アドリブ)のときに、「歌詞を乗っけられるメロディ」を自分なりに即興で探して、メロディを紡ぎ続ける感覚。

 

こんなこと、初めて体験しました。これも智香子さんの音楽に取り組む真摯な姿勢に感銘を受け共感もした結果、きっと影響を受けたんですね。

 

そんな不思議な体験で勝手に新境地に達した気分になり、意気揚々と巣鴨・ムーングローに向かいました。

 

流石に最終営業日だったので、大勢のお客様が閉店を名残り惜しむようにご来場くださいました。有難うございました。とても感謝しております。

 

そして、一曲でも多くの曲を演奏してくださいますよう、普段は10時半終了のところを11時近くまで延長してお届けしました。そして現場マネージャの福嶋君による最後の閉店の挨拶!

 

セッション終了後、多少痛飲しました。だってお酒を残して閉店では、勿体無いですから。

 

クラフト・ビールは置いておけない→2〜3杯、グイっと飲ませていただきました。

 

ボトル・キープの残り→これも勿体無い、水割りでグイっと飲ませていただきました。マッカラン12年もの、なんと美味しいことか!

 

こうして、巣鴨・ムーングローは歴史を閉じました。閉店してみて、「8年間鍛えてもらえた!」これが一番大きいです。ムーングローは、筆者が初めてセッション・リーダーを仰せつかった地、セッション運営の諸々を教えてくれました。

 

そして何といっても、演奏面での向上。特にAll Genre Sessionでは、ありとあらゆる様々な楽曲を、初見でこなさなけばならないハードさ。最初は失敗も多かったですが、徐々に事故率は減少した気がします。幅広い音楽性(音楽の好き嫌いの解消?)も、身に付けられ。。。特に歌伴は、鍛えられました!

 

ムーングローはきっと、筆者の心の中で生き続けます。8年間、有難うございました!


(完)