(その3より続く)


確か2015年の年末だったと思います。

 

突然筆者の携帯に、オーナーからの連絡がありました。「何だろう?」と思って応対してみると、セッション・ホストの打診でした。

 

「2016年1月から土曜日の夜に、お店でセッションを開催しようと思っています。週毎の担当を今決めているのですが、第4土曜日の夜は○○さん(筆者の苗字)にお願いしたいんです。お引き受けできますか?」

 

筆者が初めて、お店からレギュラーで直接オファーを受けたケースです。勿論、断る理由などあるはずもなく、二つ返事で引き受けました。

 

・・・が。困ったのは、一緒にホストを務めてくださるベーシストさんです。2015年末当時はミュージシャンのコネが殆どなく、オーナーにベーシストの手配を頼まざるを得ない状況でした。


確か当時ベーシストさんは、当日にお店に行かないと判らない状況。なんとも綱渡で心許ないセッション運営でした。当時のフライヤーを掲載しましたが、そういう事情でベーシストさんの名前が載っていないのです。

 

2016年1月23日(土)、筆者にとり初めてのリーダー・セッションが開催されました。結局ベースは、オーナーの知り合いである中孝弘さんが引き受けてくれました。相模湖からご自分のベースを担いで、車で駆けつけてくださったのです。

 

そして蓋を開けてみると・・・15名ほどのお客様がお見えになり、大盛況となりました。ただ、仕切りや運営が相当に拙かった。中さんに相当助けられ、リーダーの面目なぞなかったです。

 

1回目のリーダー・セッションで、強く思いました。運営面での改善は必須だと。ましてやムーングローでのセッション・ホストは、名だたる一線級のプロ・ミュージシャンばかりです。当時の筆者は、まだ兼業(アマチュア)です。筆者の技量では、名だたる一線級プロに技術のみでは対抗し難い。


こうしたことから「楽しく感じでいただける」セッション運営で対抗しようと思いました。キャラクターを活かした独自の「ネアカ(根明)」な雰囲気作り努力することにしました。

 

(続く)