本日の目玉のリハビリ運動・・・親指強化・足趾(母趾)強化・そして癒着阻止、である。でも・・・写真を見てお判りのとおり、足の裏が全体的に外側に沿っちゃうクセが・・・である。

 
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さて、本日の通院である。受傷した左足を見せるや否や、美人の先生が「あれっ、外側の踝が腫れてない?」と発見されてしまった。「やっぱりそうですか...いつもだと、夕方になると足首全体が浮腫むんですよね。それと寒くなってきたから、何となく違和感が強いよな...」
 
でも先生、それにはスルーで「傷口を見せて」。やはり気になるのだ。傷口の体液が滲み出ている面積は、縮小してはきたんだ。「体液の滲み出しは、止まってきているかな」と一言。ここ4日の傷口変遷:

先生は傷口が塞がらないから、やりたいマッサージができないようだ。やりたいマッサージ…制限付ながら本日のマッサージのテーマはズバリ、「癒着剥がし」だった。
 
まだ傷口が塞がっていない僅かな部分...ここでのアキレス腱と皮膚との癒着を、懸念しているようなのだ。先生から「アキレス腱の手術痕を左右から摘んで上下に動かして...そう、アキレス腱を上に動かしたら、足首を下に蹴って。逆にアキレス腱を下に動かしたら、足首を上に上げて。これをお風呂の中で繰り返しやって。アキレス腱と皮膚が癒着しちゃったら、可動域が制限されてしまうから。」今日になって、先生から初めて「癒着」という言葉が登場した。動画ではこんな感じ:


動画だと、かなり「お手柔らか」な感じ。マッサージの施術ではかなり激しく、先生は両手の平でアキレス腱の左右を思い切り上げ下げし、「これに合わせて足首を上下に動かして!」だ。かなり痛かった。

次に座位での踵の上げ下げ...ここでも問題があった。踵を上げる時、親指が浮いてしまうのだ。先生が「母趾で支えて、踵を上げて!親指は地面よ!」と声掛けしながら、筆者の足を色々触ってチェックしている。問題とは、親指が浮いてしまう原因、母趾で踏ん張りきれないことで、先生はこの運動からもアキレス腱と皮膚の「癒着」を懸念したようだ。
 
そこで癒着防止、そして指を動かす筋肉強化策として、動画の運動指令だ:


またもやゴムバンド登場(この2ヶ月半、片時も離さない感じになった)、ゴムバンドで親指を包んで親指だけを地面方向に踏み込む練習だ。本当は親指のみ、地面方向に曲がらないといけない。ところが動画を見てお分かりの通り、他の指も動いちゃっている。先生は、
 
「まだ親指に力がないから、他の指が『助けてあげる』って一緒に動いちゃうのよ」
 
「でも親指が独立して動かなければ母趾の踏ん張りができないし、放っておくとアキレス腱と皮膚が癒着しちゃうのよね」
 
「だからただひたすら、頑張ってもらうしかない。続けていれば慣れてくるから」と。
 
今日はもう10月19日だが、今更「10月(3ヶ月目)の目標」とばかり計画書が...(先生、リハビリの計画書を出すのがいつも遅いんだよな...月初に出してくれれば良いものを)。目標を記載しておくと、
 
  1. 足関節の動きの改善(足首ですね)
  2. 左足関節・足趾の筋力向上→今日のリハビリはこれだったか!
  3. 装具なしでスムーズに歩行や階段昇降が行える
完全に「娑婆に出るための準備」だ。この中で一番できていないのが2番・・・今日教わった運動をひたすらやるべし。この1週間でやることは、
 
  1. (両足での)爪先立ち
  2. 座位での踵上げ下げ(親指完全着地・足趾で踏ん張る)
  3. 親指のみで地面への蹴り出し(ゴムバンド使用)→NEW
  4. 癒着防止マッサージ(アキレス腱を上/足首蹴り出し、アキレス腱を下/足首引き上げ)→NEW
  5. 小指で外側への押し出し(ゴムバンドで両足結び付けて、小指が垂れないよう)
 
こんなに沢山できるかな。まぁ兎に角、地道に努力していこう。