ギプスが取れ装具に切り替えてから、療法士の先生から教えてもらうリハビリのメニューは、足首の可動域拡大(筆者の場合は背屈)と脹脛の筋力強化である。季節は10月、術後2ヶ月を迎えようとしているが、回復の状況は以下のとおり:

 

歩行

装具なしでも、大分歩けるようになってきた。ただし、まだ速歩などのムリが利かず、外出時のあらゆる状況に対応できない。



階段の登り下り

装具なしでも、上りはできるようになった。ただし、下りは相当ぎこちない。足首の背屈が十分にできないことが、影響していると思う。

 


足首の背屈

漸くスネ周りの筋肉に力が入るようになり、足首を背屈している感じが出てきた。だたし、負傷前の水準に及ばず、特に小指側がまだまだの感じだ。




脹脛の状態

歩行練習、爪先立ち、踵を付けたまま膝の屈伸...脹脛を虐めているため、脹脛が悲鳴を上げている。足首を3週間固定したら脹脛の衰えが激しく、筋力を取り返す代償で脹脛が毎日筋肉痛だった。ここ2〜3日は、慣れてきた?

 

手術痕

術後2ヶ月近く経っても、まだ(黄色い)体液の滲み出しが止まらず、周りも赤く腫れている。心配になって、インターネットで調べてみた。そうしたら、体内に侵入しようとする細菌と格闘した白血球の死骸だそうだ(簡単過ぎる説明だが)。まだ、傷口が閉じ切っていないのだろう。療法士の先生も傷口の上からマッサージしたいのに、それができなくてもどかしそうだ。診察日の傷口の様子:

 

膝下の状態

 

浮腫みは大分解消されているが、足先がまだ若干浮腫んでいるようだ。そして、多少赤みがかっている。状態が良いわけではないんだなぁ。

 

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そんな状況で迎えた、10/2(金)の通院日。手術してくれた先生が転勤となり、今日から新しい先生…何と、女医さんだった、ラッキー❤️今日の診察は、以下のとおり:

 

先生「仕事はどうされていますか?」

筆者「普通に通勤してます」 

先生「歩くことが多い仕事ですか?」

筆者「事務系の仕事なのでほぼ歩きません」

先生「傷口の痛みはどうですか?」

筆者「療法士の先生にグッと揉まれるときは痛いですが、日常生活では問題ないです」

先生「そうですか。わかりました…」

筆者「先生、装具を外して良いですか?」

先生「へっ?それは、流石に手術した先生でないとなあ…」

筆者「手術説明書には、術後8〜12週までとありました。もう術後8週ですし、装具を付けては生活していないので」

 

・・・・(沈黙)・・・・

 

先生「それでは、安全を見て術後12週までは、装具を付けましょう。次回通院時に様子見て、装具を外しましょう」

 

筆者「(ちぇっ装具外し失敗か…)でしたら、装具を調整して欲しいです。それと、クルマの運転は、もうやって良いですよね?」

 

 先生「(受傷したのは)左足だもんね…気をつけて運転してね」

 

ということで、手術痕は痛まない限り問題なし、装具は10月一杯、㊗️クルマの運転解\(^ ^)/ということになった。この日は装具の調整をしてもらい、次の日のリハビリで漸く一人でクルマ通院である。

 

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10/3(土)のリハビリ通院では、ちゃんと装具を付けた。リハビリの先生は和かに迎え入れてくれ、先ずはホッとした。本日のリハビリ通院は電流の刑が中心、ゆうに30分は受傷した左足に電流が流された。電流だけでなく、超音波もマッサージもやってもらったのだが・・・マッサージでは傷口の上から、まともに揉まれた!「あっ、もう傷口塞がってきているわね」なんて言いながら。傷口の上からまともに揉まれると、流石にかなり痛いっす。

 

そして、引き続き足首の背屈が焦点で、特に小指側の背屈の改善を中心にした治療だった。先ずは、電流を流した状態での治療である・・・

 

先生「電流が流れたら、足首を上に上げて」

筆者「はい・・・(足首を上げる)」

先生「小指側、頑張って上げて」

筆者「はい・・・(小指を上げる)」

先生「今度は小指を上げ続けて」

(先生、筆者の小指側を下に押さえつける)

筆者「うぐぐっ・・・」

先生「あー力抜けちゃった。もう1回」

筆者「うぐぐっ・・・」

先生「頑張って力を入れ続けて」

 

(時間延長までして、この運動を繰り返し)


「前より大分柔らかくなったわね。でももう一踏ん張り。こういうリハビリをやってみて」とゴムバンドで両足を結びつけ、受傷した足の小指側を外側に引っ張り、スネの外側の筋肉を鍛える指令が出た。画像のような感じで、両足を縛り付ける:


そして最後に、支えなしでの爪先上げ・・・

 

先生「はい、今度は立ってみて」

筆者「はい」

先生「真っ直ぐ立てるようになったわね」

筆者「有難うございます」

先生「では、爪先立ちしてみて」

筆者「はい(爪先立ちする)」

先生「あーやっぱり、足の裏が外側に沿っちゃうクセがあるわね。親指にグッと力を入れて」

筆者「こうですか」

先生「そう。親指に力を入れるとき、小指を上に上げようとする作用が働くから、それで小指の背屈やスネの筋肉が改善するの」

筆者「なるほど!」

先生「スネの筋肉に力が入る感覚はある?」

筆者「最近、少しずつ出てきました!」

 

ということで、リハビリ通院もどうやら、週2→週1に変更になるようだ。美人の先生に会えなくなるのは寂しいけれど、状態が良くなっているということだから、よしとしなければ。完全復帰に向けて、光明が見えてきた!気分が良くなったので、病院からの帰りは高速に乗っちゃいました(笑)