手術痕観察記と化していて恐縮だが、それでも前回通院からの手術痕変遷。上部2/3はほぼ治ったものの下部1/3が問題で、瘡蓋→体液の塊りに劣化している。それと2ヶ所浅く狭く切れたせいか、チクッと痛いときがある。傷口の周りが赤くなり凸凹してきたのも、気になるところだ。
 
従って、寝るときに思わず絆創膏を貼ってしまうのだが、HPを軽くググると、現代医学では何もやらないのが一番治りが早いらしい。
 
更にほぼ治った上部2/3も含めて…手術痕あたりの皮膚が硬くなった。3カ月もすると他の部位と同様、柔らかくなるとものの本…いや、HPに書いてあったが、本当だろうか?
 
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さて、本日もリハビリ通院だ。リハビリの先生との遣り取り、早速傷口の話になった。

先生「傷口は相変わらずねぇ」
筆者「そうなんです」
先生「周りが腫れてデコボコしちゃってる」
筆者「特に立つと、下1/3の所から体液が...」
先生「ちょっと触っていい(と言って傷口周りを触診チェック)」
筆者「うっ...傷口の所、アキレス腱の外側から押されると痛いんです」
先生「ここら辺?どういう感じで痛む?」
筆者「ちくっという感じです」
先生「生活の中で浮腫が酷いとか、発熱することはない?」
筆者「あっそれは大丈夫です」
 
ここで理学療法士の何人かの先生で、対応策の協議に入った。そんなに深刻な症状なのか...漏れ聞こえるには、どうやらアキレス腱が外側にズレ出していて、それでアキレス腱の外側を押されると痛がるのではないか?将来的に治癒した時にアキレス腱が外側にズレたままでは宜しくないので、アキレス腱が外側にズレるのを矯正するマッサージや運動療法を採り入れよう...傷口については、整形外科医の方から特に初見が出ていないし、発熱もなく膿みが出ている分には問題がなかろう etc etc
 
こうした協議結果を受けて、早速マッサージから始まった。本日のマッサージは、超音波の刑〜電流の刑〜(普通の)モミモミの刑とフルコースであった。が、恐らくは、「アキレス腱の外側〜押されると痛い」という筆者の訴えを踏まえ、いつもと違うマッサージが施されたようだった。その証拠に、本日のマッサージで痛みが殆どなく、アキレス腱の外側をマッサージするときに先生も慎重になったみたい。
 
特に今日は電流の刑で、筆者の(受傷した)左足のアキレス腱外側〜膝下にかけて、盛大に電流が流された。痛くはないのだが、電流が流れるショックで顔がひきつる。隣のベッドで施術を受けていた女性患者さんに、ゲラゲラ笑われた位だ。
 
それにしても先生は、マッサージが上手いというか、ガシガシ筋肉の奥深くまで指を通し、マッサージしてくる。筆者のような素人には、とてもマネできない芸当である。アキレス腱が外側へズレるのを、矯正するマッサージに重点が置かれた(ような雰囲気だ)。
 
マッサージが終わり、先生はいつもの宿題の前に、入念な動きの確認を行った。(以下、装具を外しての動作)
 
先生「仰向けになって」
筆者「こうですか」
先生「もっと足をベッドの外に出して...(手で足首を押さえて)足首をスネ側へ曲げて」
筆者「...(黙々と運動)」
先生「次に、足首を地面方向に蹴り出して」
筆者「...(黙々と運動)」
先生「今度は足を外側へ曲げて。できる?」
筆者「...(黙々と運動。顔がひきつる)」
先生「痛い?」
筆者「大丈夫です。できないかもという不安で、顔がひきつりました」
先生「(笑)今度は、座って踵を上げ下げ」
筆者「...(黙々と運動)」
先生「この時に親指が浮かないように。グッと力を入れ、踏ん張って地面に付けてて。もう一回」
筆者「...(黙々と運動)」
先生「膝は内股にならないで。もう一回」
筆者「...(黙々と運動)」
先生「脹脛にもしっかり力を入れてね」
筆者「...(黙々と運動)」
先生「はい、次は立って」
筆者「...(言う通りに立つ)」
先生「大分アキレス腱が伸びてきたわね。それで、立つときにも親指にグッと力を入れて踏ん張って」
筆者「...(黙々と立つ)」
先生「姿勢に気をつけて。腰が(受傷していない)右側に寄っちゃっている。腰を真ん中に据えて、(受傷した)左側にも体重を乗せて!」
筆者「(不安そうに戸惑う)」
先生「この程度でアキレス腱は切れないから。はい、やってみて」
筆者「(漸く左足に重心を移す)」
先生「背筋を伸ばす!前屈みにならないで」
筆者「(この辺りでは立つだけで必死)」
 
今回の狙いは、(受傷した)左足アキレス腱が外側にズレるのを防ぐことなんだろう。胸に手を当てて思い起こせば、歩行する時にもガニ股で(受傷した)左足の外側に体重をかけちゃっていた気がする。それでアキレス腱が悪さをしてきているかもしれない。それで先生は、「親指にグッと力を入れろ」と指示していると思う。今回の宿題は纏めると以下の通り(全て装具を外して行う);
 
1. 足首を外側に曲げる(捻る)運動(New)
2. 踵の上げ下げ(改訂)※
3. 立つ練習(改訂)※
4. ゴムバンドで足首上げ下げ(継続)
5. 重しを乗せて足首上げ(継続)
6. 身体に近い位置で踵を地面に付ける(継続)
 
※改訂ポイントはズバリ、アキレス腱の外側へのズレを矯正するため、親指にしっかり力を入れて地面に付ける。ついでに歩行時もガニ股にならず、親指にしっかり力を入れて地面を蹴ると指導が。
これで傷口の状態はどうなるか、引き続き注視である。
 
いよいよ今週から、昼間の職場に顔を出す…先生曰く「通勤は、歩行時にメチャクチャ足の指を使うので、リハビリに推奨」なのだが、移動に関する制約が多くて滅入った。オフピーク通勤絶対、エレベーター・車内着席必須、恐らく(普段より歩くので)痛みは必定、念の為の片松葉杖指令などなど…本格的な復帰からは、程遠い。暫くは(試運転の)試運転、徐々に徐々に、焦るな…か。

さて、9月と言えばJpopの名曲、竹内まりやさんが歌ったこの曲(September)も!である(ew&fのとは同名異曲)。オリジナルが確か1978年発表、オリジナルの歌・演奏も大好きだが、ここで筆者は、ちょっと今風に演ってみた。お聴きくださると嬉しいです😊
左足アキレス腱が外側にズレている件…思い当たる節があった!ピアノを弾くとき、左足の小指側に重心を置いていた。これが、左足アキレス腱が外側にズレる遠因かもしれない。ピアノを弾くときに、左足の親指に重心を持っていくよう、気をつけてみよう。