リハビリの風景。リハビリの先生(理学療法士)の指導は、なかなか厳しい。「左足首さえ固定していれば、何やっても良いので」と、可愛い顔して次々とハードルを上げる。この運動も腹筋・臀部・太腿の筋肉を総動員、相当キツい運動だ。写真では左膝が少し曲がってしまっているが、本当は、膝が真っ直ぐ伸びていないとダメなのだ。
 
術後2週目に突入した。退院以降、自宅でもリハビリは頑張っている。自宅でのリハビリ・メニューは脚の筋肉が衰えないよう、患部以外の脚の部位を動かす運動だ。次のとおり、3種類を行なっている:
 
1.仰向けに寝て足を上げ、空中で5秒静止×10回
2.横向きに寝て足を後向きに上げ下げ×10回
3.受傷した足の指を動かす×α回
 
この順番で朝・昼・晩に2セットずつ。1セット10分程度で1日計6セットやり、1日60分のリハビリとなる。「リハビリはウソ付かない」、皆さまからのお声掛けを合言葉にリハビリに取り組んでいるが、足りているのかなあ。今日受けたリハビリの指導の結果、全然足りていなかった。このことについては、後で記そう。
 
さて、術後2週目(術後10日目)の診察である。今回は朝9時の予約だったが、お盆ということもあり空いている。まだ、浮腫みが取れていない。あの若い主治医の先生も、「あぁまだ浮腫んでいますね」と気にしていた。「そろそろギプス卒業なんですが、素足にしておくわけにもいかないので、今度は装具を付けてもらいます」と言う。装具屋が私の左足を採寸し、早ければ来週にも装具にすると言う。
 
10時からは、装具屋による採寸である。「ギプスをしているのに、採寸ってどうやるのかなぁ?ギプスを外して採寸し、その後再度ギプスをするのかなぁ」などを思っていたら・・・反対の足での採寸でした。何と、膝下全て石膏で固めて採寸をしていた!装具は来週土曜日、8/22(土)に到着する。ギプス生活卒業まで後1週間少々となってきた。
 
11時からは、理学療法士さんによるリハビリ指導である。また、女性の理学療法士さんだ、ラッキー❤️ 外来用のリハビリは、また一段ハードルが上がっていた!理学療法士さんも「早く浮腫みを取りたい、もっと足の指を動かしておかないと!」とマッサージで手を動かしながら、、ニコニコと厳しいコメント。
 
先ずは両足太腿の採寸…何と、1カ月近く使ってないだけで、左足太腿は右足より3㌢も細くなっていた。理学療法士さん曰く「脚力が大分衰えてしまっているわね。。。(仕方のないことなんだけど)装具になって歩行訓練をするとき、この細さだと怖くて足を地面に付けられない、または足を地面に付けようとしても膝が笑って付けられないわね。頑張ってリハビリしないと!」と、ドヤされる始末だ。そして今日、理学療法士さんから教えてもらった運動メニュー・・・倍くらいになった。
 
1.仰向けに寝て足を上げ、空中で5秒静止×10回
→膝を真っ直ぐ伸ばし、足をもっと高くあげること
 
2.横向きに寝て足を後向きに上げ下げ×10回
→1.と同様に膝を真っ直ぐ伸ばし、足をもっと高く挙げること
 
3.受傷した足の指を動かす×α回
→ただ動かすのはNG。手で(受傷した方の)足の指を押さえつけ、手を跳ね除けるように(受傷した方の)足の指を動かすこと
 
4.両膝の裏にタオルを置いて、両膝をグッと伸ばしてタオルを押し込む×10回?太腿強化(New)

5.受傷した足の指でお手玉を掴む。足の指の動き+浮腫み取り(New) 

6.冒頭の写真の状態で静止10秒位×10回。起き上がるときの筋肉強化(New)
 
これ、全部やったら1セット40分位にはなると思う。でも、元通りに歩けるようになるためだ。理学療法士さん同士の業務連絡で又聞きしたのだが、来週の水曜日(術後丁度2週間)には、左足の荷重Goサインが出ているらしい。来週土曜日にもリハビリを行うが、恐らく歩行訓練の指示が出るようだ。漸く・・・漸くである。リハビリ、頑張らないと。
 
ところで本日の通院。松葉杖にも大分慣れ、病院内を全て松葉杖で移動できた。馬鹿にすることなかれ。筑波学園病院は、広大な病棟を有し、移動がかなり大変なのである。お陰でかなり疲労し、午後はほぼ昼寝となってしまった( ;  ; )