病院食。入院前の説明で看護師さんから「あまり美味しくはないですよ」と言われていたが、全くそんなことはなく、飽きない味付けだった。管理栄養士さんの監修のもと献立が組まれていると思うが、野菜と魚類中心で安心して食せる。そりゃあグルメ店のような高価な食材・パンチのある味付けではないが、栄養バランスの取れた健康的な献立で安心できる。

昨夕の医師団の回診。冷静過ぎる若い主治医の先生から、「痛みはどうですか?」と問診。私からは「痛みは大分取れた(痛み止めのせいかもしれないけど)」と応対した。そうしたら若い主治医の先生、例の冷静な口調で、「そうですか、だったらいつ退院して結構ですよ、何なら明日でも」。言っている意味が判らず、「えっ?」とキョトン。「病院では退屈でしょうし、ご自宅の方が良いですよね?歩ければ退院OKなので。後は通いで治療できます」。またもや抑揚のない、冷静な言い方。この辺りで、意味がやっと判った。

家内と相談して、日曜日の朝…明日の朝、退院することにした。そして今朝の、例の医師団巡回時に、若い主治医の先生に、「明日の午前中、退院します」と対応した。若い主治医の先生、「そうですか。では、今日もリハビリ、頑張ってください。」。本当に抑揚のない、冷静な話し振りだ…

そしてam 9:00からのリハビリ。若い女性の理学療法士さん…リハビリ中よろけた時に身体を支えてもらう瞬間なんか君に胸キュンちょうど季節も夏だし😂

しかしながらリハビリなので、容赦なく訓練指令が舞い降りる。今日のメニューは、以下のとおり:

1.疲れない松葉杖の使い方
つきっきりで教えてもらった。要約すると、
・背筋は伸ばして。胸を張る方向で
・松葉杖同士の距離をもっと取れば安定する
・腕をしっかり伸ばし、掌底で体重を支える
(手首の腱を痛めることにならない)
・肩をすくめない
肩の力を抜き、自然な姿勢)

昨日より今日、今日より明日、具体的に「良くなった」変化を感じ取るようにとのこと。

2.寝起きの仕方
皆さん、初歩的と思われるかもしれない。だけど片足が使えないと、もの凄く難渋する動作だ。タイプの理学療法士さんに一通り寝起きの仕方を教わったが、特に起き抜けのときに安定しない恐れがあるので、
・壁の近くに布団を敷く
・布団の近くに寝起きを補助できるものを設置(椅子など)
とアドバイスをいただいた。

3.階段の上り下り
今日は松葉杖を使った階段の上り下りまでいかず、手摺りを使った階段の上り下り。タイプの理学療法士さんによれば、暫くは1Fで寝起きした方が良いのではないかとのこと。明日のリハビリ訓練次第かなと思われる。


そう言えば、タイプの理学療法士さんも、看護師の方も、私が明日退院すると伝えたら「そんなの聞いていない!」とてんやわんやになっていた(苦)。大病院なので、その辺の連携は直ぐには難しいんだなあ。