初めての愛媛でほっこり落ち着く「おでん屋」さんで一杯!!

 

住 所  愛媛県松山市湊町5-5-10

TEL  089-946-1222

営業時間 14:30~21:00

定休日  日曜日

 

 

 四国激安ツアーの2日目。お宿は「道後温泉」。

 

 初日の小豆島では、遥かなると広大なオリーブ畑に囲まれ、世俗を落としたつもりだったのに、早くも赤提灯が恋しい。

 

 路面電車「道後温泉駅」から飛び乗り「大街道駅」へ。

 

 由緒感じる街並みの中で見つけた「名物おでん 赤丹(あかたん)」の看板。

 

 暖簾越しに中をのぞくと、紳士風の背広族が数人。その幸せそうな横顔に吸い寄せられるように入店。

 

  「いらっしゃい~」と、どこか貫禄を感じる女将さんに迎えられ、まずはともあれ、瓶ビールおでん

 

 おでん鍋をのぞき込んで「ぎんなん」に、「牛スジ」、そして「タコ」を注文。

 

 お皿にべったりぬられた黄色いものは、少し酸っぱい。女将さんが「こちらでは、おでんに酢味噌なんですが、普通のカラシにしましょうか?」と言ってくれるが、この地元スタイルがいい。

 

   ホワイトボードに「青ぎぞ」なる見慣れぬ名前を見つけ、お刺身をお願いすると、「今日のは大物なので、1,800円になってしまうんですけど・・」と女将さん。

 

 頂いた初物「青ぎぞ」(写真上)は、モチッとした食感と上品な旨みがたまらない。すっきり辛口の日本酒「辛丹波」と相性抜群。

 

 もう一品瀬戸内のお刺身を。ホワイトボードにある「釣あじ」と「釣さば」どっちがいいですか?と尋ねると、カウンター奥の方から「釣さばがいいよ」と即答してくれたのが息子さん。息子さんがお魚を担当し、女将さんは、おでんおしゃべりの担当。

 

 「釣さば」は、はち切れんばかりの弾力があり、いつもの鯖とは別物のおいしさ。

 

 おでんの「巾着」と「玉子」を追加すると、「じゃこ天、うまいよ」とサービスしてくれる。

 

   熱燗を追加でお願いし、女将さんとポツリポツリと話しながら、さらに、もう一本追加。日が高いうちからの本格飲み

 

 初めての愛媛で、こんなあったかいほっこりするお店との出会いが待っていた!!