~ 水郷のまち「佐原」にて焼きとんで一杯!!
住 所 千葉県香取市佐原イ-602
TEL 0478-52-3400
営業時間 16:00~21:00
定休日 月曜日
千葉県・佐原(さわら)駅。
降り立てば、竹灯りに浮かぶ伊能忠敬(いのう ただたか)像が迎えてくれる。江戸時代に、初めて実測による正確な日本地図を作った偉人。
今夜のお店は、江戸の名残を留める『重要伝統的建造物群保存地区』の路地裏に佇む「助六」さん。
予約の5時半に暖簾をくぐれば、既にお店の熱気が凄すぎる。満席の小上りは生ビールやお酒のお代わりが飛び交い、カウンターもほぼ満席で、女性スタッフらが厨房と客席を行ったり来たり。
カウンターの両隣りに軽く会釈して、まずは「瓶ビール」。頂いたお通し「揚げ出し豆腐」は、湯気が一気に上がる熱々。味付けもキリッとしていける。
厨房に立つ男性に日本酒を伺えば、「歩いてすぐ近くの蔵元・馬場本店酒造のお酒を揃えています」と、にこやかな笑顔。
初めて飲む「糀善(こうぜん)本醸造 600円」。焼きとん「ハラミ 200円」と「サガリ 150円」をタレでと伝えれば、「サガリは、塩でワサビがいいですよ」と教えてくれる。
確かに、「サガリ」の肉の旨みがガツンと感じられ、タレの「ハラミ」との組み合わせも正解!!
早くも日本酒のお代わりは「すいごうさかり 純米酒 600円」。
そして「レバー 150円」をタレでお願いし、他ではお目にかかれない「すい臓 150円」のお勧め味を尋ねれば、「ニンニク味でどうぞ」とのこと。
焼き上がった「すい臓」(写真上)。サクふわな噛み心地に、独特の旨み。なるほど、ニンニクの風味が効いている。
女将さんに伺ったお勧めの「コブクロ漬 600円」(写真下)。
ボイルした豚のコブクロ(子宮)は、自家製のピリ辛だれに卵の黄身がのる。
軽い弾力があり、味は淡白ながら、辛味の中にほのかな甘みが感じられ、なんとも絶妙に美味しい!!
「糀善 金印 550円」の熱燗も空になり、4杯目の日本酒は「佐原ばやし 550円」。
お隣の作業服姿のイケメン3人。とても愉快な仲間たち。秋田にゆかりのある方もいて、気が付けば輪の中にどっぷり。
忠敬(ただたか)翁に思いを馳せつつ、年頭に当たり“全国行脚の酒飲み”への決意を新たに!!