お刺身とお寿司で一杯。気の向くまま風まかせ!!

 

住 所  秋田市南通亀の町5-11

TEL  018-832-7383

営業時間 18:00~24:00

定休日  第2・第4日曜日

 

 

 前夜、さもない斜面で転倒し捻挫。酒を飲めば痛みも忘れると、右足を引きずりながら向かうは、お寿司屋「飄楽(ひょうらく)」さん。

 

 渋い店構え。頑固おやじが出てくると思いきや、迎えてくれたのは、温和で優しい感じのご主人

 

 「瓶ビール」にお通しは「なめこ煮たもの」。温かくてホッとする味わい。

 

 今夜の目論見は、お刺身お寿司で一杯。

 

 お願いした「お刺身盛り合わせ 1,700円」(写真上)は、鯵、ホタテ、鯛、マグロ、スズキ(昆布〆)、タコの6種類。ご主人目利きの新鮮、捌きたての美味しさは、やっぱり格別!!

 

 日本酒は、黒板に秋田お酒が8銘柄。

 

 「日本酒は、みんな同じ値段ですか」と伺うと、「純米酒が600円で、吟醸酒は700円です~」とにこやかに教えてくれる。

 

 まずは「やまとしずく 吟醸酒」。

 

 秋田清酒さん限定流通のお酒は、柔らかで涼やか。喉ごしが良く、キリッとした後口は、お刺身とよく合う。

 

 続くお酒は、両関酒造さんの「翠玉 吟醸酒」。酸味が柔らかで、しっとりした旨味を秘めた味わい。まさにエメラルド(翠玉)のような美酒。

 

 入口の引き戸が開いて、一瞬の寒風。華やかなご婦人を連れ立った口髭の旦那が着席し、これでカウンターは満席

 

 秋田へ単身赴任中というお隣の男性一人客。全国各地を点々とするお仕事らしい。おすすめの居酒屋情報を交換し、ウィンウィン。

 

 そろそろお寿司をつまみながら一杯。注文は「にぎり寿司(特上)2,700円」。

 

 カウンターの付け台に一個ずつ置かれていく。金目鯛から始まり、ソイ北寄貝イクラウニ玉子小肌中とろ・・・。

 

 お酒の追加も「春霞 純米酒」、「美酒の設計 吟醸酒」、「一白水成 純米酒」・・・と順調なペース。

 

 どこか飄々として楽し気なご主人。気が付けば、こちらも自然と笑顔!!

 

 今宵も気の向くまま、なすがまま。止めどなく、身を任せ~。