~ 千両名物“ネギサバ巻”と新名物“だし巻き玉子”!!
住 所 秋田市手形字蛇野9-2
TEL 080-8202-6226
営業時間 17:00~23:00
定休日 日曜日
“守破離”と記された木製看板。その下で揺れる白地の暖簾に「千両寿し」の墨文字。
今夜は、千両名物“ネギサバ巻”で一杯のつもり!!
暖簾をくぐれば、「いらっしゃい~」と気さくな笑顔の若い彼。
瓶ビールに、お通しは「枝豆」。最強コンビに、早くもビールが枯渇し、日本酒をお願いすれば、冷蔵庫から一升瓶を4本ほど取り出し、銘柄を教えてくれる。
まずは、秋田のお酒「鳥海山 伝口切辛」。その名のとおり“日本酒度+15”という超辛口。なのに、軟水仕込み故か、旨みがあって円やか。
ではでは「お刺身」に。「盛り合わせ(一人前)1,500円」と「馬刺 700円」をお願いすると、若い彼から「盛り合わせに“馬刺”を入れることもできますよ」と、ありがたき名案!!
「盛り合わせ(一人前)」は、大きなボタン海老に、鯖、マグロ、鰹、サーモン、勘八、タコ、そして馬刺!!これは、相当お得。
見回せば、お隣の男性も、そのお隣のご夫婦も、そして、そのお隣もみんな同じお皿に「お刺身」の盛り合わせ。
早くも、2杯目のお酒「獺祭 純米大吟醸50」も空になり、新潟のお酒「越乃景虎 超辛」を追加。そして、お目当ての「ネギサバ巻 1,000円」に「だし巻き玉子 750円」をお願いする。
お寿司を握るのは、カウンターの中に立つ大将。無駄のない、終始流れるような手の動き、包丁捌きに見惚れていると、「ネギサバ巻」(写真上)の登場!!
ネギの風味に、やや強めのワサビ。鯖との塩梅が、なんとも絶妙!!間違いなく、名物の風格!!
若い彼は、こちらの息子さんと判明。大将と女将さん3人での家族経営。
息子さんが焼いてくれた「だし巻き玉子」。その熱々を一口いただけば、出汁の旨みをたっぷりと含んだ、いわゆる“関西風”。やさしく奥行きのある味わいに、日本酒がどんどん進んでしまう!!
4杯目のお酒は、広島の「龍勢 和みの辛口」。それにしても、お酒は皆、辛口仕様で、お寿司やお刺身によく合うものばかり。
店内は、カウンターの他に、掘り炬燵式の小上がりや小部屋もあり、近所の皆さん達で賑わっている様子。
時々、ささやかなご褒美にちょいと一杯。わが町のお寿司屋さん、ここにあり!!