~ 病み付き必須の焼き鳥と秋田のコアな日本酒で一杯!!
住 所 秋田市広面近藤堰添107-1
TEL 018-853-7414
営業時間 17:00~24:00
定休日 日曜日
毎年1月17日、“梵天”の先陣争いが繰り広げられる太平山三吉神社。 その登り口あたりに店を構える「鳥夢(とりむ)」さん。
今夜は、雨にも風にも負けず、焼き鳥で一杯のつもり。
瑠璃色の暖簾をくぐれば、焼き台に専念するご主人と笑顔の女の子が「いらっしゃい~」と迎えてくれる。
荒天にもかかわらず店内は大賑わい。しかも、若いカップルが圧倒的に多い。
気後れしながらも、瓶ビールと希少部位もいただける「焼き物7本セット(お通し、スープ付き)2,100円」をお願いする。
最初の串は「ささみ」。柚胡椒でいただけば、ボリューミーで、しっとりとして、うま味たっぷり。
一口で思わず破顔してしまう美味しさ。普段の焼き鳥とは、レベルが圧倒的に違う!!
店内の冷蔵庫には、秋田のコアな日本酒が。
1杯目は、「春霞 ヒゲロゴ(ピンク)」(写真上)。お米の味わいと酸のバランスが心地よく、焼き物との相性もぴったし。
続く、「レバー」、「モモ」、そして、とにかく巨大な「しいたけ」。どれも素材が最高で、焼き加減がまたなんとも絶妙!!
早くも、2杯目の日本酒「新政 秋櫻(木桶仕込み)」を飲み干し、ご主人にヘルプの眼差しを向けると、お勧めの1升瓶を3本ほど抱えてきてくれる。
その中の1本「秀よし 龍蟠(りゅうばん)」。初めて飲むお酒は、芳醇にして円やかな旨みを湛え、抜群にうまい!!瓶の残りが僅かと、それを注ぎ足してくれ、酒飲みには、もう堪らない!!
焼き物は、「砂肝」、「ハツ」と続き、本日の希少部位は「ハツモト」。ハツとレバーのつなぎ目部分。程よく弾力があって、脂がのって、なんともジューシー!!
1羽の鳥から1個しか取れない小さな部位。1串に刺す数も必要で、まさに希少価値。
先ほどのお勧めから「天の戸 美稲八〇(うましねはちまる) 無ろ過生」を追加。ご主人の「“ぬる”でどうですか?」に、「“ぬる”でお願いします」とオウム返し。
精米歩合80%。そのやさしい香りと確かな米のうま味は、間違いなく♫ ぬるめの燗がいい〜 。
一度食べてしまえば、焼き鳥は“ここでないと”と言わしめてしまう、言うなれば病み付き焼き鳥店!!