~ 名料理に銘酒の数々、お客様本位の心温まるお店!!
住 所 福島県郡山市大町1-12-15
TEL 024-923-9242
営業時間 18:00~24:00
定休日 日曜日、祝日
郡山駅前の繁華街。なんだか少しまばら状況になり、心細くなった辺り。ブルーの暖簾を揺らし、ほのかに灯りを点す一軒家が、今夜のお店「門土庵」さん。
開店早々の入店。お品書きを眺めていると、やおら、カウンターに立つエプロン姿の女性が本日の料理を解説。
カウンター上の大皿料理から始まり、本日のおすすめや定番料理と、その素材や特徴、おいしさの秘密まで。今宵は、女将さんの楽しいプレゼンで幕開け!!
「瓶ビール650円」に「むかご、ごぼう、かつおのしぐれ煮750円」(写真)をお願いする。
山椒を効かせてあるという「しぐれ煮」は、それぞれの素材が調和し、おいしく、しかも健康的で、まさに最強の酒肴。
ビールも一気に捗り、次のお酒は、冷蔵庫で一際輝く「十四代 中取り純米吟醸 播州山田錦」。それに、「とろかつおの刺身980円」を追加。
日本酒は、ご主人の担当。コップも冷蔵庫で冷やされていて、飲み頃“花冷え”10℃近辺。至極の「十四代」が更に極みの一杯になる!!
店内は、女性二人組やカップルなどがカウンターを埋め、奥の方の個室は、若者グループで賑わう。
多忙な調理の傍ら、レシピの質問に丁寧に答える女将さん。多めの料理には、「小分けしましょうか。」と全く手間を惜しまない。
既に、日本酒4杯目ずつに突入の常連らしいご夫婦が頼んだ「玉子焼650円」を一緒にお願いする。
門土庵名物という「玉子焼」は、ホタテの貝柱、椎茸、三つ葉、万能ネギに加え、山芋が入るとのこと。ふっくら生地に具沢山な逸品は、間違いなく酒好きのアテ。
気がつけば、日本酒も、ご主人との“阿吽”の呼吸で、とんとん進んでる。
「十四代」の次は、蔵元の頒布会で配られた貴重な「飛露喜(山田穂)純米吟醸」、その次も貴重な「飛露喜 吟醸生詰」、そして「寫樂 純米酒」へと。
注文ごとに、新しいコップが冷蔵庫から登場し、最高のお酒を最適な状況でいただける!!
帰り際には、酔っ払いを案じて、ご主人が外まで来られ「あちらの方が郡山駅になります。」と道案内!!
ご主人が揃える銘酒の黄金リレーに女将さんの丹精込めた手作り料理、そして、お客さん本位の心遣いの数々。
これこそ、まさに“鬼”に金棒ふたっつ!!