こちらの名物“ミルクワンタン”に素敵なお母さん
 
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住 所  東京都千代田区丸の内3-7-9
TEL  03-3215-1939
営業時間 17:00~23:30
定休日  土曜、日曜、祝日
 
 今夜の東京は、ねっとりと暑い。こんな夜は、あけっぴろげな風情漂うガード下に限る!!
 
 向かうは、JR有楽町駅から東京駅方面に続く「有楽町高架下センター商店街」。
 
 白地白字で“ミルクワンタン”と目を凝らさないとわからない暖簾を掲げる「鳥藤」さんへお邪魔。
 
 店内には、2人連れが一組のみ。「一人です」と1本指を立てると、店員さんも1本指でカウンターを指す。
 
 瓶ビールをお願いすると、「サッポロ黒ラベル(中瓶)」と一緒に、小皿3品(ニラスープ、蕪のぬか漬け、竹輪ともやしの和え物)がトントントンと出てくる。見回してもメニュー無く、壁に貼られているのは長嶋監督アウン・サン・スー・チーさんの写真。
 
 そういえば、未だに、店員さんの肉声が聞けてない。
 
 そこへ「どっこいしょ」と、大きなスーパーを抱えて登場したお母さんが、こちらのママさん
 
 それを見計らったかのように、一人客が次々と訪れ、慣れた雰囲気で席を埋めていき、ほぼ満席状態
 
 一気にお店が華やぎ、“”から“”に大変身!!
 
 を落としたお客にママさんが、「はしたない!」と絶妙なダジャレを披露したかと思えば、あちらのテーブル席では、お客さんの自虐ネタを見事にフォローし、みんなを笑いの渦に。
 
 ママさん手作りという「ワカサギ酢締め」もみんなのリレー配達で届けられ、気が付けば、常連さんたちの輪の中に
 
 そして、飲み具合に合わせ、「焼きメザシ」「豚ハラミ焼き」「ラッキョ」「鶏の唐揚げ」「野菜サラダ」「おでん」などなど、小皿料理が続々と出てくる。
 
 「芋焼酎お湯割り」のピッチも上がり、「お好きなように、飲んでね」と渡されたボトルは、いつの間にか、残量わずか
 
 数えて12品目が、こちらの名物ミルクワンタン」(写真)。これが締めの一品。
 
 ホルモンが入った、さらりとしたクリームシチュー風。深いコク旨み後を引く美味しさ。
 
 こんなに「飲んで食べて楽しんで」3,500円。
 
 “ミルクワンタン”だけじゃない!!こちらのもう一つの名物「素敵なお母さん」。