~ 自分で焼いて、自分で注いで、「大人の遊技場」酒場!!
住 所 東京都中央区日本橋茅場町2-17-11
TEL 非公開(予約不可)
営業時間 17:00~21:00
定休日 土曜、日曜、祝日
「えっ、ここ?」2台の車が陣取る車庫。
よ~く見ると、その奥の方に“縄のれん”が掛かり、ガラス越しにうごめく人影が。
今夜の探訪先は、「茅場(カヤバ)町」にある立ち飲み処「ニューカヤバ」さん。
カウンターに立つおばちゃんに「ビンビールありますか?」というと“サッポロ赤星(大瓶)”の栓を抜き、コップを被せ、「はい、500円」と言われる。
なるほど、ここは、キャッシュオンスタイル。
まずは、居場所の確保。
人混みを縫っていき、奥の丸テーブルに空きを見つけ、先客達に会釈をしお仲間に入れてもらう。
隣の群がりは、炭火の焼き台で立ち飲みする人たち。ここでは、焼き鳥は自分で焼くシステムのよう。
千円札を握りしめ、再びカウンターに向かい、メニューで一番高い「蛸ブツ300円」と、「焼き鳥1本」「つくね1本」をもらい、締めて500円。
おばちゃんから「焼き鳥のタレは、最初から漬けると崩れちゃうんで、焼いてから漬けてね。」とご助言をもらう。初陣組は、挙動でバレバレのようだ。
焼き台の端っこに“焼き鳥”と“つくね”を置かせてもらい、ようやく落ち着く。
見渡すと、壁際には、酒類の自動販売機(写真)がずら~と8台も並ぶ。
日本酒に焼酎、ウイスキーと何でも揃っている。そして、生ビールまでも。
ジョッキを置いて、100円玉3枚入れ、3つのボタンを順番に押せば、黄金比率の泡が見事な「生ビール(中)」が完成。我ながら、うまく焼けた焼き鳥をアテに、一気に飲み干してしまう。
「ホッピー(瓶)」は250円。豆腐一丁分はある「冷や奴200円」もいただき、ブルーが鮮やかなキンミヤの自販機に100円玉を投入する。
氷は、あそこから。小皿は、あそこに。電子レンジもあるんだ~。先輩方の所作を観察し、だんだんわかってくる。
「お好み揚げ(イカ天やゴボウ天などの盛り合わせ)200円」をいただき、早速、電子レンジでチン。
キンミヤの自販機に6個目の100円玉を投入。
気が付けば、立ちっぱなしで4時間経過。
同じ丸テーブルの男性陣は、灰皿に入れた軍資金が無くなると、すかさず誰かが千円札を追加し、「これで最後」が幾度も続く。
酒飲みの琴線に触れる、とにかく、楽しい「大人の遊技場」酒場。
♪♪笑いましょ、あっはっは~。ああ・おも・しろい!!