~ 30分並んで、探訪時間20分。それでも充実のひととき!!
住 所 大阪市北区小松原町2-4
TEL 06-6312-3955
営業時間 12:00~23:30
定休日 無休
「ん~、そろそろ限界か~」。諦めかけたところに、バタバタと席が空き、前の前のカップルと、前の女性二人組に続いて、なだれ込むことが出来た。
列に並んで、待つこと、30分少々。「飛行機までの小一時間」の考えが甘すぎた。
伝票を持ってきてくれた女の子に、待つ間何度も反芻した注文「“生ビール”に“魚のアラ煮”と・・・」といいかけると、「まずは、飲み物でお願いします」とピシャリ。
繁盛店には、うまく回すための流儀がある。
ようやくやってきた「生ビール」を手にし、「“魚のアラ煮”と“活トラフグてっさ”をお願いします」と伝え、これで一安心。
「魚のアラ煮 280円」は、出来たてのあっつ熱。その味も思わず骨までしゃぶりつきたくなるような割烹級!!
店内は、厨房をぐるっと囲むカウンターのみで、50席ぐらいはありそう。一人客もいるが、老若男女のカップルが圧倒的に多い。そして、みんなうれしくてたまらないという感じだ。
待望の「活トラフグてっさ」(写真)が登場。これで、なんと880円!!紅葉おろしでいただくと、さすが本場の力量!!やっぱりフグは、酒肴の王様。
ドリンクは、生ビール、日本酒、サワー、ハイボール、芋焼酎、ワインなどすべてが380円。「生」を飲み干し、締めの一杯は、焼酎を炭酸で割る「焼酎ハイボール」。甲類でなく、芋でお願いすると、これがなかなかいける。
「ありがと~ね!!」「おおきに~、お気を付けて!!」本場で聞く関西弁は、なんとも心地よい。
時計とにらめっこしながら、氷をカランと言わせて、ハイボールを飲みきる。
これまでの最短、20分の探訪は、充実のひととき。
ここ「酒場やまと」さんは、大阪の人たちが並ぶことをいとわないまさにそのとおりのところだった。