~ 東京ほんまもんの居酒屋で、気ままに一杯
住 所 東京都武蔵野市御殿山1-2-1
TEL 0422-47-1008
営業時間 12:00~22:00
定休日 火曜日
あ~~、くらっくらになるくらい暑い。これが東京ほんまもんの夏。
早めから、一杯やらなければ。そんなわけで、吉祥寺「いせや」さんへ。
ここは、2階の入込座敷から、歩道側を眺め下ろしながら飲むのも乙(おつ)だが、本日は一人、1階カウンターへ。
まずは、「瓶ビール(大)500円」に「煮込み350円」という王道から。
明治10年から続くという、日本最古のビールブランド「サッポロ赤星」が火照った体を一気に冷やしてくれる!!
見渡せば、おじさん一人客も多いが、男女の楽しげな仲間や若い女性グループもあちらこちらに。若者率も負けてない。
焼鳥は、1本が80円。「レバーとカシラを1本ずつ」お願いし、瓶ビールをもう1本追加。
自分が注文した焼鳥が、焼き台にのせられ、煙を上げながら、何度かひっくり返され、タレにつかり、また焼き台にのる。そんな一連の様子を見て、一杯やるのが楽しい。
ここでの必食ものは、「自家製シューマイ360円」(写真)。
崎陽軒さんの4個分はあるジャンボなのが3個で一人前。ふわっとしてて、生姜風味が絶妙でなんともいける。お隣も、そのお隣にも「シューマイ」の皿が並ぶ。
歩道側の立ち飲み用カウンターに陣取るのは、ハット帽をかぶった雰囲気のある紳士。穏やかな笑い顔がすてきな老夫婦。ボクシングのスパーリングポーズで決めるスキンヘッドのおっちゃん。なぜか、みんな手元にサワーを持つ。
常連さんに習って「レモンサワー350円」を注文すると、突然、カウンターに立つお客さんがハーモニカを奏でる。
あ~、この気ままさが、東京ほんまもんの居酒屋。
ここは、大好きなフォークシンガー、高田渡が生前通い詰めたお店。
♪♪ 自転車にのって、ベルをならし・・・。そんな景色が似合う、よかお店。