![$yamasan007の勝手にクラウド・ニュース解説!-マイクロソフト 樋口泰行社長](https://stat.ameba.jp/user_images/20100325/22/yamasan007/cf/88/j/t01500199_0150019910467028287.jpg?caw=800)
※マイクロソフト 樋口泰行社長
「クラウドは最重要戦略」とマイクロソフト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000013-zdn_ep-sci
3月25日10時52分配信 ITmedia エンタープライズの記事。
<以下、私個人が勝手に解説している内容です。間違っているなら気軽にツッコミしてね。>
ザックリ書きますと、マイクロソフトは、クラウド・コンピューティングに本気なんだ!バカヤロー!見たいな意気込みを感じる会見の内容。
「米Microsoftでは、ソフトウェア開発に従事する4万人の従業員の70%が、クラウド関連の技術開発やサービスの提供に参加。」
しているそうで、相当な人材資源を投入して、クラウド・サービスを開発している模様。且つ、
「時間に換算すると、年間の90%をクラウド関連のプロジェクトに費やしているという。」
だそうです。
Googleのクラウド独走態勢を猛追する感じでしょう。
Googleの独走の背景にある「Google App Engine」に食らい付く、Amazoneの「Amazon EC2」。
また、セールスフォースなど多種多様なものが、今やApplicationの開発の中核になりつつあるのですが、そこへマイクロソフトも自前の巨額な資金を元手に猛追。
「Google App Engine」は、以下参照。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/Google_App_Engine
「Amazon EC2」は、以下参照。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/Amazon_EC2
「セールス・フォース」は、以下参照。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%A0
クラウド・コンピューティングの協奏曲は、どうやらいよいよもって本演奏を迎えそうです。
そんな中でも日本ベンダーも各社クラウド・コンピューティングに向けた対応を迫られており、今までの開発や受注方式では、上手くいかなくなっているとの話も上がっています。
要するに、サービスとして顧客が何を求めているのか、真剣に考える時期に来ているという事でしょう。
機能=サービスではないのです。
IT業界の日本SEの多くは、この点をかなり誤解しているようです。
今後、マイクロソフトの様に各に日本大手ベンダー会社も従来のERP販売やカスタマイズでの収益よりもより、このようなクラウド・コンピューティングに対してシフトしていくのだろうと予測はされます。
特に、この日本の景気の低迷感は、IT投資への抑制へと確実に入っており、ランニングコストも含め有利になるであろうクラウド・コンピューティングへの注目を加速させると考えられます。
開発会社に所属する我々も漫然とその状況を受け入れるのではなく、このような記事を見て、今後のビジネスの展開を考える必要があるという事だと思います。