![$yamasan007の勝手にクラウド・ニュース解説!-本当のクラウドとは何か?](https://stat.ameba.jp/user_images/20100318/20/yamasan007/3a/fd/j/t02200145_0525034610456816490.jpg?caw=800)
「本当のクラウド」とは何か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100304-00000024-zdn_ep-sci
3月4日12時10分配信 ITmedia エンタープライズの記事。
<以下、私個人が勝手に解説している内容です。間違っているなら気軽にツッコミしてね。>
ザックリと書きますと、クラウドの定義をそろそろ考えて、参入を考える時期ですねって内容です。
そもそも「クラウド」は、バズワードだと言う議論もあって、まさに「雲」を掴むような話になっています。
実際、ビジネス用語的にもなっていて、営業トークに「当社のサービスは、クラウドです」と言うのも流行っているようです。
バズワードって何?って方は以下参照。
↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BA%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89
しかし、実際は、高度な基盤を構築し、クラウドサービスを提供しているのも実際あります。GoogleやAmazonなどですし、SaaSではCRMのセールスフォースなどもかなり、稼働率の高い仕組みを構築しているようです。
では、日本企業はどうなのかと言いますと、漫然としているわけでもなく各社ベンダーもクラウドを目指してはいるのですが、GoogleやAmazonのような形態で進むと言うわけでもないようです。
富士通、NEC、日立製作所、NTTデータなどの大手ベンダーは、各所に強大なDC(データセンター)を構築し、高付加価値のサービスを提供しようとしているようです。
まぁ、市場規模は2009年時点で1406億円、2012年には約3倍の4106億円、2015年には5倍以上の7438億円に達すると予測されているのですからIT業界もその市場規模を無視できるわけもありません。
その先にあるものは、何か?
開発会社的に言うと開発の仕方が大きく変わるのではないかと思われるところです。
今までは自社での開発が、ネットを介しての開発に移るなど様々な環境の変化があるかもしれません。
今、何かの変化があるかもしれない事を予測しておく事が肝要ではないかと思います。
最後に記事の一文を抜粋します。
「クラウドが真価を発揮するのは、高い価格競争力に加え、スピードや利用形態の柔軟性といった特性が伴ってこそだ。クラウドサービスの価格は、ハードウェアやソフトウェアの購入や保守のコストだけではない。企業は、サービスの維持や管理に必要なシステム要員の人件費、機器設置スペース、エネルギーコスト、受託開発にかかる時間と機会のロスまでを比較し、クラウドサービスのメリットを理解していく姿勢が求められる。」