日立情報、「モジュール型データセンター」構築サービスを発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100313-00000004-zdn_ep-sci

3月13日16時14分配信 ITmedia エンタープライズの記事。

ザックリ書きますと、企業内でデータセンターを立ち上げる際に「サーバやストレージを搭載したラックや冷却機器の稼働効率を最大にする「モジュール型データセンター」」の構築、運用サービスを開始する内容。

<以下、私個人が勝手に解説している内容です。間違っているなら気軽にツッコミしてね。>

ぶっちゃげ、企業でDCをやるなら日立情報が調査からなんからしてコンサルまでして上げまっせって事のようです。

クラウドlコンピューティングで重要なのが、実はDC(データセンター)で、またはIDC(インターネットデータセンター)とかも言われている物です。
これって、様は、サーバの集約化と一括管理など非常にインフラ構築でもIT資産設定の自動化云々でかなりのノウハウを必要とされるものです。

通常は、DC構築は、規模の経済とも言われ、DCを構築するなら広い敷地と大規模なIT資産への投資が必要になりますので、一般の中小企業では、なかなか手が出せない世界でもあります。
実際、サーバをラックに組み上げて設定を行う程度なら然程、難しくないのですが、これが俄然、クラウド、要は、必要な時に必要なIT資産を使うように集約設定するには、相当なノウハウが必要になってきます。

それを企業内に実現するには、多くの知識と経験が要求される訳ですから、プライベート・クラウドとは言え、大企業ですらなかなか実現し難い物ともいえます。

更に言うと、社内限定のプライベート・クラウドならまだ実は、ハードルは然程高くは無いのですが、パブリック・クラウドになるとそうは行かなくなります。
相手が社内だけではない者もそ想定し置かないといけませんし、外部(=インターネット)に繋がりますからセキュリティ面でかなり、異質なものが関わってきます。
ファイヤーウォールを上げておけば良い世界でもない訳です。

その知識は、IT業界でも限られたベンダー企業などくらいしかノウハウは持っていなかったのですが、今回のニュースでは、どうもその壁も乗り越えようと日立はしている様です。

開発会社としてDCをも持つということは、なかなか難しい事でしょうが、実際は開発で今後、知っておかなくてはいけない情報の一つと言えるDCの実情とも言えるでしょう。