アカマイ、クラウドベースのセキュリティ・スイートの提供を開始

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100305-00000008-rbb-sci

3月5日11時57分配信 RBB TODAYの記事。

<以下、勝手に解説(間違っていていたら突っ込んでください)>
ザックリ言うと、安全なクラウドビジネスの展開をサポートするセキュリティシステムをアカマイって企業が「アカマイ・クラウド・セキュリティ・スイート(Akamai Cloud Security Suite)」の提供を開始しまっせと言う内容。

セキュリティと言っても各種様々で、

「アプリケーション・レイヤ、IPネットワーク・レイヤ、DNSレイヤに対するサイバー攻撃に対抗するスケーラブルな防御機構と、インフラのすべてのレベルにわたる「DDoS攻撃に対する防御」と「ビジネス継続性の維持」を可能にするという。」

らしいです。要は、ここでレイヤーって出ていますが、その階層とかその区切りと読み替えると解りやすいかも。
それぞれのレイヤー単位でのセキュリティを保持するようなサービスを以下の様に展開しているそうです。

「アプリケーション・レイヤ(Web Application Firewall, HTTP認証など)、ネットワーク・レイヤ(SiteShield, IPベースアクセス制御, Secure Delivery)、DNSレイヤ(Enhanced DNS, Global Traffic Management)、DDoS防御(分散サービス妨害攻撃に対する防御)、ビジネス継続性(SureRoute, Site Failover)で構成」

特に、電子商取引や金融機関などに威力を発揮しそうな感じです。
そもそもが、基幹系システムの構築では、セキュリティ上の問題がクラウドでは課題でしたが、このように着々とそのセキュリティ上の問題をクラウドでサービス提供する形になり始めており、時期にオンプレミス開発は姿を消すのが目前では?とも思える現象が出てきています。

でも、実際の展開には、まだ数年は掛かるでしょうが、実際のところそのクラウド化のスピードは加速を増していると思った方がいいかもしれません。多くのベンダー企業は、大規模なDC(データセンター)を持ち始め、これらのセキュリティサービスを取り込んで、一般企業から開発と保守の開発を無くす方向へと入りつつあります。

アカマイのURLです。

http://www.akamai.co.jp/enja/security" target