旧広尾線・幸福駅の続編。
37年経った今も奇跡的な美しさで屋外静態保存されている
「キハ22-221」の車内へ。
乗降口を車体両端へ配置して、客室との仕切り扉を備えたデッキ付き
とし
床は雪が融けて濡れた時の滑りにくさや、
雪靴・雪下駄の滑り止め金具(スパイクなど)への対策から木張りと
されています。
さらに断熱材の厚さを増したため、暖地向けの標準車に比べ、
レール面基準で50 mm高くなっています。
側窓を小型の一段上昇式二重窓として保温性を高めてます。
徹底した耐寒・耐雪措備が施され、北海道の酷寒地での実用上も
十分な能力が確保されました。
モケット張りのクロスシートもなかなか味わい深いです。
ここからは暫く画像でお楽しみ下さい。
駆け足で、舐めるように見て来ました車内の様子。
如何でしたでしょうか。
今尚、非常に綺麗に保存されています。
さて次回は、「キハ22-238」の外回りを見ていきます。
つづく