目移りする出走メンバーになりましたね。ありとあらゆるデータを駆使した結果、このような予想になりました。
◎ジャスティンパレス
○ソールオリエンス
▲タスティエーラ
☆タイトルホルダー
△ドウデュース
△ライラック
△スルーセブンシーズ
△スターズオンアース
有力馬の私見です。
ジャスティンパレス
昨年の三冠レース皆勤賞で皐月賞、ダービーともに9着と結果を残せませんでしたが、神戸新聞杯を勝ち、菊花賞3着を経て、有馬記念は7着で3歳シーズンを終了。阪神大賞典、天皇賞(春)の3000m級のレースを2連勝し、長距離適性の高さを感じました。その後、宝塚記念に出走。天皇賞(春)より距離が1000m短縮し、対応できるかがカギでしたが、3着。秋初戦は春秋制覇がかかった天皇賞(秋)。春の長距離のレースで結果を残したこの馬にとって2000mは短いのではと思われましたが、メンバー最速の上がり3ハロン33.7秒の脚を使い、2着。久々の2000mも今の充実度を考えたら大丈夫だったと言える結果でした。目移りするメンバー構成で◎は他にソールオリエンス、タスティエーラも候補に挙がりましたが、有馬記念と距離の違いはあれど3000m級の重賞レース2勝挙げている点が強調できると思い、◎をつけました。
ソールオリエンス
三冠レース皆勤賞で皐月賞は4コーナーまでかなり後ろの位置を取り、馬場状態(重馬場)を考えると先頭に届くのは厳しすぎると思われましたが、馬場状態を気にすることなく、直線だけでまとめて差し切りました。無敗の二冠がかかったダービーは直線でタスティエーラを捕らえかけましたが、振り切られて2着。セントライト記念2着を経て、菊花賞は距離を意識してかやや後ろの位置を取り、直線勝負にかけましたが、ドゥレッツァにうまく運ばれ、3着。今回は川田将雅騎手と初コンビを組み、川田騎手の乗り方も注目したいですね。
タスティエーラ
この馬も三冠レース皆勤賞で皐月賞は直線の坂を駆け上がった時に先頭に立ちましたが、ソールオリエンスの強襲に遭い、2着。ダービーはソールオリエンスの追撃に遭いながらも振り切って、優勝。菊花賞はダービーからのぶっつけと初の関西遠征が気になりました。ドゥレッツァを捕らえることはできなかったものの、中団から脚を伸ばし、2着。外目の枠になりましたが、この馬の武器である立ち回りのうまさを生かせたら、ジャスティンパレスやソールオリエンスを脅かすのではと見ています。
タイトルホルダー
今回、ラストランを迎えます。主導権を握る競馬で結果を残してるので、昨年の天皇賞(春)や2年前の菊花賞を勝った時の走りを見せてくれたらと思っています。
他は昨年のダービー馬ドウデュース、昨年のエリザベス女王杯でウインマリリンと2着同着のライラック、宝塚記念2着のスルーセブンシーズ、昨年の牝馬二冠馬スターズオンアースを押さえます。