日課であるリハビリを兼ねた散歩中、

たまに雨が落ちてきて、
で、みるみる本格的な本降り状態になるときがあってね、

で、
オレの歩みは、スーパースローリーなもんで(笑)、


文字で表現するとしたら、

 …ど…う…

…に…か…
 
 
 …こ…う…

…に…か…


 に…じ…り…  

…歩く…

  ……

と言ったムードでね(笑)


30m進んだら、立ち止まり
また30m進んだら、立ち止まりするもんだから…

第三者の目には悲壮感バリバリって見えるのか、
よく見知らぬ お婆ちゃん達に声を掛けられる様になったのよ!!

$OH!!脳!!



障害者になって面白く感じることの一つに

道端なんかでは、大人の男性とはま全く目が合わなくなったという事なのよww

ホントにこの4年間は、怪しい奴等以外は まるっきり目も合わせてくれなくなったからね(笑)
(怪しい奴についてはこのブログの『怪しい人々』
http://ameblo.jp/yamasakiakio/entry-10965930338.htmlを参照してください)



多分、男性達は通りでオレを見かけると、
一瞬で半身麻痺の障害者だとみてとって、
障害者をしげしげ観察すると、失礼にあたると思って目をそらすのだろうけど、

なんかちょっと寂しいよねぇ~
たまにはメンチも切られたいのにさ(笑)


でもオレも健常者だったころは、
障害者は、毎回見てみぬふりをしてスルーしていた覚えがあるよ…


そこそこドライなメンタリティーだった覚えがあるね…



ところがだよ!
驚くことに一部の(もしかして多くの?)女性はどうも違うマインドみたいなのよ?(男性の皆さん知ってた?)


まぁ、年頃の娘さんはやはりオレが視界に入ったら目をそらす人も多いけど、
その他の年代の女性(少女&老女)は、
道端でオレを見かけると、分かりやすく心配そうな視線を送ってくるのよ(これは少年もだけど!)


弱者が困っていたら、一も二もなく声をかけねばっていう人種が確かにいるみたいでね(笑)

女性特有の母性にも似たマインドとでも言うのだろうか(例えちびっ子であってもなのよ!)


悪く言えば“おせっかいな女性”なのかも知れなけど(笑)
普通に言えば“優しさ溢れる女性”なのであって、


雨の日は特に結構な頻度で少女or老女に声をかけられるのよ!

そんな少女に幼さの残る言葉で心配されると、おっさんも、はっ!てなるよねwww





だって、強面っぽいオレに(オレはちょっと強面らしくww)
見ず知らずの熟年の女性や少女が声をかけてくるんだよ?

しかも小走りでやってきてね…



健常者のころは、
経験なかったことなのね…

障害者になってはじめての体験だな~

この、こそばゆいウエット体験っていうかねww(まぁ、少年の頃は勿論、母親の母性まみれの内に育てられたんだろうけどさw)


あんな少女達の未来に、幸多からんことを祈ってますから(神様ヨロシク)
あんなお婆ちゃん達の今現在も毎日(たとえささやかでも)良いことが起こるんだろうなぁと勝手に信じてますから(神様ヨロシク)


で、
残念なのは、そんな少女orお婆ちゃんに、
不意に話しかけられたときに、
無言で首を横に振るだけの稚拙なコミュニケーションしか出来ないのが悔しいね…

咄嗟に話かけられると、今でも言葉が出ないときがあってさ…
で、相手が赤の他人だと余計に言葉が出てこなくなるのよ…


でも例えば、咄嗟のコミュニケーションでも、筆談なら出来るとは思うんだけど、
ペンとノートと杖は、片手じゃもてないしさ、
だから筆談セットは持ち歩いたことがないしね…

上手くしゃべれるのなら
『片手しか利かないので傘がさせないから、申し出は嬉しいんだけど遠慮しますね。それに自分の家はすぐ近所だから大丈夫です。でもありがとうございます(にっこり)』
って、伝えたいわ~(笑)


でも、 突然の受け答えでも、
『ありがとう。でも平気』位なら、
(二日酔いじゃなければw)今でも言えそうだから、

上々の笑顔でそう言えば
人に余計な心配もかけずに済みそうだから、

今度から そうするわ~


え~と

そんだけ!