先月、
『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』
という映画を観に、
大分市で唯一の単館映画の劇場、シネマ5に行ったときの話しで…

$OH!!脳!!


この映画を観た人はわかると思うけど、
涙を誘うシーンなんて皆無なのね(笑)


でも、
なんで泣いたかというと

3年前のことを思わず思い出しちゃったから泣いのよ(笑)…



脳卒中をやったばかりの頃に

ああ…

あれも出来なくなった…

これも出来なくなった…

と絶望して1日中泣き暮らしていた時期があって(笑)…


で、ある日は、
『ああ…ほとんどの楽器が、一生演奏出来なくなったじゃん…』
って思って、一晩中泣いたことがあってw

まぁ、
オレは若い頃からミュージシャンになろうと思ったことは一回もないし、
楽器演奏のセンスもからっきし無いけどw

でも、
ほとんどの楽器を一生演奏出来ないかも…
っていう喪失感たるや個人的には半端無くて…





で、

いきなりその3年前の気分を思い出して、

涙がポロポロ溢れ出したようで(笑)…


半身麻痺になって3年、
出来ることと出来ないこと、
自身の現状を大抵は受け入れて、
納得してたと思ってたんだけど…


どうやらまだ…
一部の楽器を一生演奏出来ないということに関しては…
つとめて考えないようにしていだけっぽいなぁ…
って泣きながら気付いたね(笑)


だって、
熟年になってリタイアしたときの、
イカす趣味といったら弦楽器(もしくは鍵盤楽器)しか無いでしょう?(暴言ですw)


まぁいいや…
ハーモニカも片手でも出来るし
鍵盤楽器なら片手でもなんとか…
まぁ…
良しとしとくよ…






で、
映画『ゲット・ラウド』の感想だけど

個人的にはノーマークだったジャック・ホワイトに完全に持っていかれた感じで…


だってオレは、
世代的には、ど真ん中のU2にやられた世代で、
エッジを観にこの『ゲット・ラウド』を観に来たといっても過言では無いのね?

それが
ジャック・ホワイトのその強烈な個性の前では、
エッジと言えどもちょっと喰われてたという印象なのよ(笑)

でも、
ジミー・ペイジは
相変わらずの“神”っぷりで、しびれたけどね(笑)


もう劇場公開はしてないけど、
まだ観てない方は
DVDになったらぜひ観てみてよ…