世界一周に行くうえで私は何者かになりたいとか、人生観を変えたいとか全く思っていません。

ただ行きたいから行く。

それでもたくさんのことを感じ、学んで、帰ってくる頃には多少考え方も変化しているのでしょう。

 

そんなふうに思って特にテーマを設けずに出発の日を迎えるつもりでした。

でもふとした時に

 

 

「改めてテーマを設ける必要はないにしろ、普段大事にしていることを現地でも同じように続けたらよいのでは?」

 

 

なんて頭が言い始めたわけです。

非日常に身を置いたとて、自分の大切なことはそうは変わらないし、その価値観を磨きなさいとのお告げなのか、、?

 

となるとまず自分は普段何を軸に生きているのかハッキリさせねばなりません。

これに意外と時間がかかる。

 

 

私を知っている人からしたら何を今更となる着地をしてしまったのですが、自分でハッキリと自覚して言葉にするのは思っているより勇気がいるようです。たとえ重大な事でなくても、、、

 

 

さて、いくつか普段大切にしてることが浮かんできた中で特に意識しなければ

「あー良かった」で終わってしまいそうな事がありました。

 

それは「食文化」です。

 

そもそも私は食材をその産地で食べたいという気持ちや、なぜその場所でその食材や料理が食べられるようになったのか。そんなことに割と興味があります。

 

 

例えば、インド北部は気温が比較的低いからこってりした味付け(バターチキンとか)で乾燥しているから小麦が育ちやすく、主食はチャパティ等

南部は暑いからサラッとした辛い味付け、コメが育ちやすいから主食は米

 

 

お酒なんかもそうです、ベルギーのセゾンビールと言うジャンルはもともと

農家が冬に仕込んで、夏の暑い時期に作業の合間に飲む用なのでアルコール度数低めであっさりしてる。

 

 ただ食べるだけでも美味しいけれど、ちょっと知っていたり想像したりすると

もっと美味しく楽しくなるのです(私はね!)

 

 

それに加えて食事は人の生活そのものです。

栄養を取るだけなら毎日同じ料理でも良いでしょう。しかし料理のレパートリーを増やしたり、お祝いの日には贅沢したりしますね。

人は、少なくとも私は、食事に色々と意味を見出しているように思います。

 

 

たくさんの場所を訪れれば、場所により生活のスタイルは大きく異なるでしょう。

国や地域、民族、宗教などの違いは食事以外の生活や建築物の中からも見受けられるとは思いますが、私はあえて食事から感じ取れたらなと。

 

 

食事にどんな意味付けをしているのか。

聞いてみるのか、観察するのか、調べてみるのか

手段は分かりませんが自分なりに向き合ってみたいところです。

 

 

それに縛られて楽しめなくなっては本末転倒なのでゆる〜くですが^ ^

 

ま、私はご飯が好きという話ですね

 

 

 

オワリ…

 

 

 

 

(出発まであと1ヶ月です😌)