今日は 私の専門の話。
発達障害のある子によくみられる、感覚過敏。
聴覚だったり触覚だったり嗅覚だったり味覚だったり・・・いろいろある。
そうそう、視覚でも、特定の色だったり、明るさだったり、形だったりに反応する子もいる。
しかも、それが いつも過敏ってわけじゃない子もいる。
本当 わがままとしかとれない・・・ようだけど、わがままじゃない。
触覚過敏なんだけど、抱っこしてもらうのは好き。(自分の気分による)とか、
聴覚過敏・・・なのに、滝の音は好き。とか いろいろある。
実に・・・・宇宙人だ。
取扱説明書に 「○○ヘルツの音は、だめなので 気を付けましょう。」とか
「調理法によっては 食べることができます。」とか 欲しいよね。
親って、その取扱説明書を 作る人なの。
しかも、毎日更新しなくちゃいけない。
大変だよね。
でも、相手も生き物だから、日々発達しているの。
どんな時に、避けていてどんな時に大丈夫(欲している)のか。
他の人がやってくれるわけじゃないから。
私は 学校では毎日一人ひとりを見て、様子をノートに記しています。
そうすると、過敏なことでも
あれ?こんなときはどうだったかな? と思ったとき、そのノートを見返しています。
ノートに書いていることと違うことをしたときは、ちょっとうれしい。
だって、その子が大きくなっているから。ダメなことも良いことも、成長の証拠。
○○過敏。大人になると徐々に消えていく人が多いけど、それも大事な個性だな。素敵だなと
思って接しています。