先日アップしました「別れを告げられる理由と予兆」のつづきになります。

クリックしますと「恋愛2カテゴリ]ーへジャンプ、バックナンバーを通しでお読みになれます。



今回の3月11日の地震の際には、世界中が、日本人の冷静沈着ぶりを評価し、関心したものでした。暴動や略奪が起きてもおかしくない状況下で、日本人の礼節ある振る舞いに驚きの声が上がっていましたよね。

世界中が一目おくほど、日本人は、辛抱強く逆境に強いわけです。つまり、相手に対する不満や怒りの感情を我慢してしまう傾向にあるように思うのです。我慢強さや冷静さは素晴らしい長所なのですが、地震以降の政治の混乱ぶりから、日本人に欠けている一面が透けて見えた気がするのです。

それは、決断力やリーダーシップ、あるいは、知恵や危機対処能力ではないかと思うのです。
以前に書きましたが、モテない、フラれる、人間的魅力が薄い、という人は、コミュニケーションや知恵、対処能力に欠けている、と書きました。

このたびの地震では、福島原発の対処能力のお粗末さや、政治の決断力不足が露呈し、世界の首脳陣からそっぽを向かれ、つまはじきの憂き目にもあっているわけですが、それは、一重に、コミュニケーション、知恵、対処能力に欠け、招いた事態なのではないかと思ったりするのです。

つまり、恋愛に限らず、恋人関係や人間関係において、もっとも重要なことは、受け身な対応ではなく、攻めの対応ではないかと思うのです。

受け身とは、耐えたり我慢したり、相手に合わせ、控えめにして、自分の考えを見せず、一歩引きさがるようなイメージのように思います。
反対に、攻めとは、戦略立てたり、知恵を絞ったり、提案したり、行動を起こしたりして、自分の考えを前面に出すようなイメージだと思うのです。

日本人は受け身な人が多数派で、攻めのタイプは少数派のように思います。
恋愛において、モテる人は、だいたいが攻めのタイプです。けれど、「攻め」だけでは、バランスが悪いのです。


つづく・・・