7:30に起床し、まずフロントへ。
前日のチェックイン時、翌朝にRe-checkinしてほしいと要請されていました。
なんか、予約が殺到してる関係で、昨夜と今日で部屋を替わってもらう必要があるためとのことでした。

その後、フロントの前のテーブルで、飲み放題のコーヒーしながら小一時間くつろぎました。
ここのバッパーは9時半からの朝食でpancakeが食べ放題という情報を聞いていました。
黒板にも書いてありました。
しかし、その時間の前にバッパーをでてしまい食べれませんでした。

10時すぎ、バッパー付近で、ネイティブMattが車で登場、pick-upしてくれました。
2年前の来日時、英語の話し相手として彼と出会いました。
1年前に日本を離れたので、約1年ぶりの再会。
市内から自転車で15分くらいのところに住んでいるそうです。
彼、10月から大阪の某英会話学校で働くため、日本に戻ってくる予定だと聞いていました。
でも急遽、日本行きは取りやめたらしいです。
お金が貯まってないというのと、まだ自分がカナダでやりたいことがあるのがその理由でした。

一路、車でナイアガラへ。
彼自身もナイアガラへ行くのは幼少の時以来らしく、いい機会だと言ってました。
英語そして日本語も交えながら、会っていなかった一年の間のことを喋っていました。
今でもメールとかで日本人の知り合いと日本語でやりとりしているようで、上手に喋っててびっくりしました。

車を走らせること約1時間半、ちょうど12時にナイアガラに到着しました。
喋ってたらあっという間でした。

滝のすぐそばに道があり、車中から間近で滝を見ることができたのは意外でした。
駐車場に車を止め、table rockと呼ばれる、カナダ側の滝のそばへ。
いきなりの水しぶきの洗礼を浴び、ポンチョを購入しました。
滝になって下に落ちる水のものすごい勢い、圧巻でした。
二つの虹も同時にかかった瞬間も目の当たりにしました。
Maid in the Mist号にも乗船し、間近で見る滝の迫力に感動しました。
アメリカ側に渡って、アメリカ側から見たいなとも思ってました。
でも入国で時間かかるとか聞いていたし、ネイティブが足を痛めてたようなので、それはやめました。
てゆか、カナダ側からの眺めで十分でした。

16時すぎに市内に戻り、一旦車を置きに彼の家へ。
お兄さんとお母さんに軽くごあいさつし、再び出発。
徒歩でGreek townへ行きました。
通り名の標識がギリシャ語なのにおーって感じでしたが、個人的には思ったほどグリークグリークしてなかった印象が。
せっかくだしギリシャ料理をつまみたかったのですが、そのまま通りをぶらぶらしただけでした。

その後、彼が、眺めがいいところがあるというので案内してくれました。
グリークタウンのあるDanforth St.からBroadway Ave.を南下した、Riverdale Parkのあるところです。
そこから市内中心部の高層ビルが遠くに見渡せました。
FL000007.jpg
FL000006.jpg

ちょうど、夕日が沈む直前だったのもあり、高層ビルに隠れていく夕日の景色がなんともいえずきれいでした。

中心部へと移動し、夕ご飯をしに「C'est What?」というパブレストランへ行きました。
彼がすすめてくれた店でもあり、あるきかたにも掲載されていました。
全てカナダ産の地ビールというお店。
Saint Andre Vienna LagerとSteam Whistle Pilsnerを飲みました。
食べ物はこの店オリジナルというLamb burgerをチョイスしました。
くさみもなく、美味しかったです。
あと、Antojitosというメキシコ料理を二人でシェアしました。
ハーブで香り付けしたクリームチーズと黒オリーブを、一口サイズのトルティーヤで巻いたもので、彼が好きなのだとか。

そのあともう1軒、「Smokeless Joe」というバーに行きました。
実は、ここは彼の超親友がバイトをしてて、しかも偶然僕の宿泊してるバッパーのすぐ近くでした。
世界中のビールを250種類も扱っているので有名だそうで、確かにラトビアなど、聞きなれない国のがたくさんありました。
日本のビールもサッポロ、アサヒ、キリンの3種類を置いてました。
しかしなんと言っても、僕が気に入ったのは、店舗のスペースでした。
外国らしからぬ、だだっ広くない、日本のバーのようなサイズなんです。
それこそ、“cozy”という言葉がぴったりの店でした。
ここでもビールを4、5杯飲みました。

ドイツ系のカナダ人のお客さんがいて、ドイツビールの飲み方教えたるといって、レッスンされました。
グラスへの注ぎ始めから終わりまでの一部始終の流れを。
一旦注ぎ終えた空ボトルを横にしてテーブルでごろごろ転がして、ボトル表面についている残りのビールを集め、もう一度注ぐらしいです。

日本から観光で来たと言ったら、ドイツビールをおごってくれたのでラッキーでした。
そんな彼も、酔っ払った勢いか、バゲットに超辛いサルサソースを塗り、それを食べ続け、最後に一人炎上してました。

コースターをよく見ると、Cameron'sというビールメーカーのキャンペーン告知が書いてありました。
このコースターははがきになってて、ちょっとしたアンケートの答えと自分の住所を書いてそのまま送れば、もれなくボトルオープナーを送ってくれるらしいのです。
海外にも送ってくれるんかなあとみんなで半信半疑ながらも、とりあえずやってみたらとMattが言うので、書いときました。
投函については、「あとは僕が切手貼って送っておくから」と、彼に託しましたが、果たしてほんまに日本に送ってくるのかどうか。
ちなみに今日時点ではまだ未着です。。。
お店には1時すぎくらいまでいました。

Mattにバッパーの前まで送ってもらい、ありがとうと別れの言葉をかけた瞬間、突然涙がでてきました。
酔ってたせいもあるのかもしれませんが、ほんと丸一日お世話してくれてありがたかったし。

トロントでの最後は、彼のおかげでほんと充実した一日でした。