久しぶりの投稿です。
旧友と久しぶりに連絡が取れたところ、「多目的トイレが好きなの?」と質問を受けました。
そういえば、メールの署名にいつもブログのアドレスを載せているのですが、全然更新されていないのも恥ずかしいなと思い、こういった時に、少しは更新せなと、今日は久しぶりにトイレ紹介をします。
今回は、顔に似合わず、日本橋高島屋へ足を運びました。
和服に着替えて、いざ出発しようと思ったら、YAHOOニュースに雷雨の予報が流れてきたので、ちょいとヒヨって、すぐ普段着に戻してしまいました。結果的に、それは正解でした。8/6は都心も結構な豪雨になりましたね。
今回、高島屋へ行ったのは、後ほど述べますが、べつに買物しに行ったわけではなく、ちょいとした展示会に行くためでした。
そこで、標題の銀座線改札内のトイレを見てきました。
入口は、押しボタン式で、なかのスペースは充分にあります。
左奥に便器があり、一通り、全てが揃っていますね。
オストメイト対応洗面台はお湯も出ました。
また、場所柄なのかウオシュレット対応しているのもありがたいです。
段々観光地化してくると、多目的トイレも豪華になってくるんでしょうか。
ただ、ゴミ箱がないかなと、見回したところ、ありました。
左側の洗面台の脇に、隠れるように、ゴミ箱がありました。
しかし、使ったオムツを入れるには、少々薄いし、洗面台と壁の間の狭いスペースに設けているので、捨てづらい位置にあります。一般家庭ゴミを捨ててもらいたくないのは分かるんですが、この位置はどうなんでしょう、捨てづらさはありますかね。
さて、今回、日本橋高島屋へ行った目的は、下記の写真展に行きたかったからです。
拉致問題には少なからず関心があるものの、なかなか実情を知りに行くという行動を怠っていました。たまたま、今回のような企画があると知ったので、行ってきました。
館内、唯一写真が許可されたのは、2枚目の写真、折り鶴で「会いたい」のメッセージボードをつくる部分でした。小生も1枚青色の折り鶴をボードへ貼り付けました。
拉致問題に少なからず関心がある理由は、いくつかあります。
もちろん、小生が韓国・朝鮮に学生時代から縁があったというのはきっかけとしてあるとは思います。
ただ、それよりインパクトが強い理由が2つ。
小生が生まれて初めてニュースで涙したのは、20年前に小泉元総理が初訪朝した9月17日でした。
日朝首脳会談で、拉致を金正日が認めた夜、拉致被害者家族の悲痛な映像を見て、映像では滅多に涙を出さないんですが、不覚にも泣きました。
また、もう一つの理由は、横田めぐみさんが拉致された年が、小生の生まれた年であったからです。日にちは違いますが、昭和52年小生は生まれて、このかた46年、別の国家によって拉致されるなどとても現実にあるとは思えないのに、まさか同じ年に13歳の少女が日本で拉致されるなど、信じられません。
政治的な問題にならざるを得ないものの、根底は横田夫妻が訴える「私達は突然奪い去られた我が子をただただ返して欲しい」に尽きるのだと思います。
さて、展示会で、めぐみさんの13年間の思い出の写真や文章などが見られます。
なかで、めぐみさんの字は、本当に芯があって、性格がとても現れていると感じました。
楷書だけど、単なる教科書的というよりも芯があって、力強さがあります。
書き初めも展示されているのですが、めぐみさんが書いても書いても納得できず、書き直しているうちに、母早紀江さんから「いいかげんにしなさい」と云われて渋々出した一枚だったそうです。展示されている書でさえ、実に力強さがありましたが、もっと出来の良いものを書きたかったとは、性格が想像出来ます。
小学校の卒業文集にも将来何になりたいのか、逡巡している心持ちを吐露する中、「能力と夢と現実がつながった将来」という言葉を綴っていました。脇に、能力と夢と現実の3つが、魔法の瓶の中に入っていく絵を添えておられました。聡明な方なんだろうなと想像します。
ちょいと12、13歳で書ける文章や絵じゃねぇなと自分に置き換えて、感心しきってしまいました。
お時間ある方は是非足を運んでみて下さい。
8月14日(月)までです。