落語を聴いていると、侍が「笹は食べるか?」というセリフが出てきます。
これは、「酒を飲むか?」の意なのですが、笹一酒造の「笹」は、そこから来ているそうで、
酒が日本一美味しいという意味で、「笹一」なんだそうです。素敵な名前ですね。
酒遊館の裏は、崖になっているので、地震があったらどうしようと、いらぬ心配をしてしまいました。
敷地内に、テントでこしらえられた試飲会場には、結構な人数。加えて、車で来場する人が多かったけど、ちゃんと運転手はアルコールを断ってるのかな。。。なんてつまらぬ心配を。
2500円を払って、何種類かの笹一のお酒を飲むのですが、グラスは持ち帰り可。これを安いと思うか高いと感じるか。
ついでに、甲州の有名どこの飲食店が腕によりをかけて、酒のアテを出してくださっていました(これも有料ですけどね)。
小舞台が設置され、FM FUJIとタイアップして、社長との対談が行なわれました。
驚いたのが、多目的トイレがあることでした。笹子駅ですら、多目的トイレがなかったのに、、です。
もしかして、この敷地が、旧小学校跡地ということもあり、元々設置されていたのか、どうなのか。
でも、酒造会社にもちゃんと多目的トイレを設置しているとは、なかなか全国でも珍しいのではないでしょうか。
ドアは手動式。
固定式手すりで、少し年代が経っているつくりにも見えます。
ゴミ箱は小さいものではなく、充分オムツ交換して問題ない大きさです。
オストメイト対応やオムツ交換台はありませんでした。
敷地内を散歩していると、酒林(さかばやし)の説明。
今回、試飲会でいただいたグラスを↓ちょこりんと写真に加えてみました。
酒遊館内は、おしゃれなデザインで広々としています。
酒樽の間↓にもいただいたグラスを置いてみました。
今回の笹一酒造では、なかなか巡り会えない「旦」を試飲したいという目的があったので、別に料金がかかったのですが、なんとか巡り会えました。
いやぁ、確かに香りがあって、美味しゅうございました。
小生は、左から2番目の純米吟醸無濾過をいただきました。
ただ、社長さんは、右二つの愛山と雄町をススメてましたが。
短時間ですっかり堪能してしまいましたが、駅前は、まだ桜満開のちょいとした公園がありました。
ただ、丸太で作られていたベンチなどは、なぎ倒されていて、大丈夫かなぁ、なんて思っちゃいましたが。
ここは、日本初の最長トンネルを建築した笹子トンネルの発祥でもあり、大きな石碑が聳え立っていました。
数年前、笹子トンネルの崩落事故があったことも記憶に新しいですが。