やまぴーの空気は読めない!!

日曜日、旧広島市民球場で
「ありがとう市民球場 熱い思いを永遠に」
というイベントが開催され、終球式や球場備品(座席など)のオークションなどが行われたそうです。
これで本当の本当に市民球場は最後の役目を終えたようです。

僕が初めて市民球場へ野球を観に行ったのは小学2年生の夏休みでした。
家族5人で横浜戦を左中間スタンドから観た光景は今でも目にハッキリと焼き付いています。
3年生になった頃、僕が「野球野球」とあまりにうるさかったのか、
1試合3千円のお小遣いを母からもらい、バスに乗って一人で球場へ観戦に行くようになりました。
「誰と来たの?」「一人だよ」という会話は日常茶飯事で、
「一人で球場に来るなんて凄いね」と言われることに子供ながらに優越感のようなものを感じていました。

僕が一人で球場へ行くようになって1年ほど経った頃、
「お前また一人で来たんか、おじさんの隣座れーや」
という優しい一言を掛けてくれた“年間指定席のおじさん”。
その日以降は球場へ行くと必ずそのおじさんのところへ行って、
「おう、今日はここ空いとるけ座れ」という感じで年間指定席仲間に入れてもらっていました。
おじさんの1列上には、“年間指定席のおばさん”が2人。
3人とも無断で球場を“休もう”ものなら
「どこか調子が悪くなったんじゃないか」
とお互いを心配する程の間柄で、基本的に全試合観戦は当たり前。
なので、僕は一人で球場へ行っても、一人で野球を観ることはありえませんでした。

つづく


※画像は、5番ゲートを囲むようにある赤い座席のライト側指定席。
 おじさんたちは、ちょうど画像中央の辺りの前半列通路側が指定席でした。
 ライトスタンドにもう1つある6番ゲートは基本的に使用されていなかったので、
 5番ゲートはカープファンにとっては一番馴染み深いゲートではなかったでしょうか。
 球場も分煙化されるようになってからは各ゲートに灰皿が設置され、
 換気施設などあるはずもなく、カープの攻撃終了から数分は煙でゲート内が真っ白でした。
 中にある売店にはいつも同じ赤いエプロンを着けたおばちゃん。
 球場にいながら、野球は全く観られないという
 不思議な職業の方達でしたが、一体今は何をされているんでしょうね。